M.A.R.T.

もてぎ1.5チャレンジカップ 2013 Rd.01の様子をレポート

もてぎ1.5チャレンジカップ 2013 Rd.01

Rd.01

MOTEGI 1.5 CHALLENGE CUP

今シーズンは、読者ドライバーを迎えて戦うauto sport FIT。開幕戦のドライバーは文屋くん。2時間の耐久レースを、ゴッツとともに ベストパフォーマンスで走りきりました。

昨年は、シリーズランキング2位でシーズンを終えたゴッツ。

今年は、autosport創刊50周年記念チャレンジ企画として、一般公募で選ばれたゲストドライバーと共に「もてぎ1.5チャレンジカップ」を戦うことになりました。

開幕戦のドライバーに選ばれたのは、元・慶応大学自動車部の文屋善貴(ぶんや・よしたか)君。 学生時代には、チャンピオンを獲得した経験もあり、ドライバーとしての腕は相当なもの。

ゴッツ・ぶんやくん

とは言え、チーム合流はレース前日の土曜日から、2日間という短い時間の中でどれだけ「もてぎ1.5チャレンジ カップ」を楽しんでもらえるのか。as編集長・有冨さん、チーフメカニックの持永さん、そして監督という立場を兼任することなったゴッツの3人は、この難題にぶっつけ本番で挑むことになりました。

土曜の練習走行日、とりあえず好きに走ってみようということになった文屋君と、ゴッツのタイム差は2秒…。「すごい…」正直そう思ったボクだったのですが、文屋君のお父さんによると、本人はこのタイム差にショックを受けたらしく…、「後藤さんの足を引っ張りたくない…」そう思っていたようです。

一方ゴッツは、文屋君のプライドを傷つけないよう、とても気を使っている様子。土曜日にはあまり指示らしい指示はしていなかったのですが、やはり「タイムが上がらないとレースは楽しくない!」と、文屋君にタイムアップのアドバイスができるよう、その日は夜に一人ホテルで車載とデータの分析をしていました。

わずか1日の練習走行でFITのドライビングのコツを掴んだ文屋君のドライビングスキルと、監督ゴッツの車載レッスンとの相乗効果で、迎えたレース当日の日曜日、文屋君のタイムは1秒アップ! 開幕戦のミニjoy耐は2時間耐久レースなだけに、このタイムアップが決勝での躍進の鍵になりました。

予選は7番手スタート。後方からのローリングスタートと難しいポジションでしたが、スタートドライバーをまかされた文屋君は無難にオープニングラップを走行。その後は、2’28秒ペースをキープして、順調なペースで走行を終え、監督ゴッツへとドライバーチェンジ。

アマチュアレーサーの先輩として、そして監督として、ゴッツはここから猛チャージ。一時は1分以上の差があった前車を、残り5分でパスして4位フィニッシュという最高のカタチでレースを締めくくってみせました。

表彰台には届きませんでしたが、7番手スタートからの4位フィニッシュという結果に、応援に来ていた文屋君の親友、そしてお父さん、チーム全員が大喜び。

5月12日の第2戦では、トップ3台とのタイム差を縮めるべく、パワーアップしたマシンで、auto sport読者とともに表彰台に立てるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

Text:よーぞー Photo:auto sport編集部/M.A.R.T.

  • auto sportsロゴ
  • auto sport FIT
  • 文屋善貴(ぶんや・よしたか)君
  • ドライバーネーム
  • ステッカー張り
  • チャボ
  • M-1sports持永さん
  • 監督業がメインとなるゴッツ
  • 文屋君(元学生チャンピオン)
  • 葉(ヤプ)君
  • 相沢君
  • M&S cam + GPS」
  • 開発者の星野さん
  • 作戦会議
  • 指導
  • 文屋君とお父さん。
  • 親友と記念撮影。
  • グリッドでの記念撮影。
  • ローリングスタート
  • 文屋君 x FIT
  • 給油&ドライバー交代
  • as編集長有冨さんのインタビュー
  • ケーオーガレーヂウエタケシティ
  • ケーオーガレーヂウエタケシティ2
  • 文屋君も大興奮
  • 4位
  • レース後の記念撮影でもこの表情。