F1日本GPインテグラチャレンジカップ2006

今シーズン最後の舞台はF1!全国の強豪相手に奮闘

鈴鹿サーキット 10/07-08

今シーズンもやってきました、「F1日本GPインテグラチャレンジカップ」。インテグラ全国5シリーズから、各シリーズの上位選手(インターは上位10台、その他地方シリーズは上位8台)のみが参戦できる、いわばチャンピオン戦です。ゴッツがチャレンジカップに参戦するのは、今回で5回目。参戦当初はインターや鈴鹿をホームコースとする西日本勢に歯が立たなかったのですが、昨年からは、まともにレースができるようになってきました。昨年の結果は45台中17位。今回は、関東チャンピオンのエースナンバー(50)を付けているからには、インテ界の強豪たちと互角に戦い、少しでも上位に行きたい。目標はトップ10フィニッシュです。

金曜日に鈴鹿入りし、フリー走行。1年ぶりの鈴鹿ということで、感覚を取り戻すのに時間がかかりましたが、ラストラップでようやくベストタイムを更新。15番手とまずまずの結果でした。

迎えた土曜日。じっくりとタイヤを温め、4周目でアタック。しかし、デグナーカーブで痛恨のスピン。気を取り直して5周目に再度アタック。結果は2’25.333で、フリー走行よりも1秒アップし、ベストタイム更新。しかし、ライバルたちが予想以上に速く、順位はなんと28番手。全国の強豪たちの手強さを痛感する結果に…。関東勢のみなさん、不甲斐ないチャンピオンでスイマセン…。

快晴の日曜日。鈴鹿でのF1開催は今年で休止ということもあり、過去最多となる16万人以上もの観客が詰めかけていました。そしていよいよ決勝グリッドへ。スタンドから大勢の観客が見守る中、スタートを待ちます。この緊張と興奮はやっぱりF1ならでは!フルグリッド45台が準備完了し、ブラックアウトとともにいよいよ決勝がスタートしました。

チャレンジカップは毎年、コースアウトやクラッシュが続出するサバイバルレース。今年もやはり、スタート直後の1コーナーで上位車両がクラッシュ。とはいえゴッツは、好スタートで1コーナーまでに数台をパス。1周目で20番手までポジションを上げました。その後も前を行く車両をプッシュし、抜いたり抜かれたりの攻防戦。上位のリタイアなどもあり、結局18番手までポジションアップしてチェッカーとなりました。

このレースをもって、後藤比東至のインテグラ2006シーズンは終了となりました。今年は悲願だったシリーズチャンピオンを獲得することができ、最高のシーズンとなりました。この結果が、ゴッツのレース人生にとって、大きなターニングポイントとなることは間違いありません。応援してくださったみなさんに、心から感謝します。まだ来シーズンの予定は決まっていませんが、後藤比東至はこれからもアクセル全開で走り続けますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

PHOTO:桜井淳雄 / TEXT:サヤマネ