十勝スピードウェイ クラブマンカップ第4戦 TOKACHI3時間耐久

十勝スピードウェイ(9/26)

北海道十勝スピードウェイでのクラブマンカップ第4戦はスペシャルな3時間耐久レース。
今回、ゴッツは#555松橋選手とタッグを組み参戦することになりました。
M.A.R.T.期待の若手ドライバー・ジョー君が、昨年までゴッツとタッグを組んでいた坂野選手とペアということで、「絶対にジョーには負けられない」と本気モード全開のゴッツ。予選では1’33.347のタイムを記録し、ジョー君に0.8秒の差をつけると、決勝でもしっかりと6位入賞を果たしM.A.R.T.新旧ドライバー対決を制しました。
坂野選手とペアを組み、面野さんのマシンで今大会に参戦したジョー君。応援してくれる周囲の期待にしっかりと応えたいところでしたが、気負いがあったのかレース終盤にまさかのスピン・・・、決勝レースは9位で終えました。レース後、ゴッツからみっちりとお説教を食らったジョー君。ゴッツの説教の長さは、ジョー君への期待の現れですね。今後の成長に期待です。

十勝スピードウェイ クラブマンカップ第1戦

十勝スピードウェイ(5/16)

ジョー君のVitaデビュー戦となった、北海道十勝スピードウェイでのクラブマンカップ第1戦。ゴッツは、87号車M.A.R.T.・STEP・VITAで、ジョー君は95号車HirooB☆MART☆STEP VITAでの参戦。M.A.R.T.の新旧ドライバーが戦う記念すべき一戦となりました。

予選では、中々タイムを伸ばせなかったゴッツが11位に沈むも、ジョー君がデビュー戦で6位という高位置につけます。

迎えた12周の決勝では、ジョー君がスタートで順位を落とすと、緊張からかミスを連発、2度目のスピンでグラベルにハマり万事休す、チェッカーを受けることもできず、11周消化で13位という悔しい結果に終わりました。一方のゴッツは、ポジションを1つ上げて10位でフィニッシュ。新旧ドライバー対決は、ベテランゴッツに軍配が上がりました。勝ったゴッツは、内心ホッとすると同時に、M.A.R.T.期待の若手ドライバーであるジョー君の今後の成長のために、しっかりとアドバイスを送っていました。

VITAデビュー戦は、ほろ苦い結果となりましたが、きっとこれからのM.A.R.T.を引っ張っていってくれるはずですので、これからのジョー君の活躍にぜひ期待してください。

以下は、悔しい結果に終わったジョー君のレポートです。

星野丈レポート

予選

参戦するまで何度か練習をさせていただいて、今の実力では、誰かの後方を追って走行する方が良いタイムを出すことができると判断し、スリップストリームを使いながら走行する作戦をとることにしました。
予選は15分と、普段参戦しているカートでのレースよりも10分も長かったので、タイヤを温める時間もあり、さらに長い時間アタックできると自分の中で思っていました。しかし、いざ予選が始まると、コースがカートよりも長く、一周を走り切るのに1分以上かかるため、感覚的には5分くらいに感じられました。
新品タイヤは使わせてもらったので、コーナーの速度やグリップも上がり、フィーリングはすごく良い状態でした。作戦通り、スリップストリームを使いながら、タイムを更新していきました。
予選の前半は、12台中の5番手でした。後半では、セクター1自己ベストを更新したのですが、セクター2でスピンをしてしまいタイムを伸ばせませんでした。
結果は、最後に1台に抜かれてしまい、6番手となりました。

決勝

決勝は12周で行われました。
スタートで5秒前の表示が出た際に、緊張し過ぎて一速に入れるのを忘れてしまい、赤ランプがついたタイミングで一速に入れました。スタートが遅れてしまい、さらに焦りからシフトミスしてしまい、失速してしまいました。
すぐ後ろを走る車両に抜かれないよう気を取られているうちに、両サイドからさらに後方にいた2台の車両に抜かれてしまい、8番手までポジションを下げてしまいました。
その後は、落ち着かないドライビングでグラベルに何度もはみ出して土煙をあげてしまい、3周目の2コーナーでインから交わされ、9番手へ、6周目ではホームストレートで後方の車両を意識し過ぎた結果、ブレーキングが遅れ、オーバースピードでスピン、一気に最後尾にまで落ちてしまいました。なんとかグラベルからコースに復帰しましたが、一つポジションを上げるのに3周かかり、できるだけポジションを上げたかった僕は、最終ラップの1コーナーで止まりきれずに、2度目のスピンをしてしまい、さらにグラベルから復帰することができず、チェッカーを受けることもできませんでした。

反省点

落ち着きを持てず緊張し過ぎていたこと、前ではなく後方ばかり気にしていたこと、この2つは僕のメンタルの弱さだと感じました。
メンタルを鍛えることは簡単ではありませんが、これからレースを続ける上で大切だと思っています。シュミレーターを使った練習など、できる限りのことをやって自分のドライビングに自信を持てるようになりたいと思います。

2018 北海道クラブマンカップレース 特別戦

9/1 TOKACHI SPEEDWAY

ここ数年、SUPER耐久(S耐)ST-2クラスのライバルチーム・新菱レーシングで7号車のチーフメカニックを務める水田さんのお誘いで、北海道十勝スピードウェイを度々訪れているゴッツ。今回は、Vitaとヴィッツの混走レース・TOKACHI3時間耐久レースに、私よーぞーもカメラマンとして同行してきました。

ゴッツは、クラブマンカップに参戦中の坂野選手とタッグを組みVita(MART☆オプテックVITA-01)で参戦。さらに、新菱のS耐ドライバー富桝選手と大橋選手、そして奥村選手がヴィッツで参戦。かつてはS耐の24時間レースが行われていた十勝で、現役のS耐ドライバーが、一体どんなパフォーマンスを見せるのかと、期待十分でサーキットに向かったのですが・・・。

この世に簡単なレースなどあるはずはなく、ゴッツ・坂野組のVitaは11台中6位という結果に終わり、地元レーサーたちの実力を十二分に実感するレースとなりました。
新菱チームのヴィッツは、S耐ドライバーの意地を見せ、3位表彰台を獲得しました。

とはいえ、みんなレースの結果はイマひとつでも、十勝のレースウィークは環境も食べ物も最高のようでした。

photo:M.A.R.T.