ニュルブルクリンク24時間レース 2012

s.i.g. motorsports:ニュルブルクリンク24時間レース

2012年のニュル24時間は悲喜交々…

ニュルブルクリンク 5/17-20

ゴッツの壮絶なクラッシュで、連続完走記録が5で途絶えてしまった今年のニュルブルクリンク24時間レース。
40回目の開催となる記念の年、さらに参加チームは昨年に引き続き「s.i.g. motorsports」と言うこともあり、完走+αの結果が期待されたのですが、残念ながらクラッシュ・リタイアに終わりました。ゴッツはグリーンヘルの異名を持つ北コースの恐ろしさを身をもって味わう結果となりました。
レース結果やクラッシュの詳細は、「NEW MINI STYLE MAGAZINE VOL.34」やゴッツのみんカラブログに紹介されていますので、ここではあまりふれませんが、カメラマンとしてゴッツに同行した僕・よーぞーが、「やっぱりレースって良いなぁー」と感じたことをレポートします。

ゲストからチームの一員に

2年連続同一チームでの参戦ということもあり、ドライバー・メカニックともにほぼ顔なじみ。昨年は、ゲストとして参加していた感がありましたが、今年は完全なチームメイトとして迎えてもらい、最高の雰囲気でレースウィークを迎えました。

146号車のドライバー記念写真。今年はダーク・ステファンとの3人で戦いました。
146号車のドライバー記念写真。今年はダーク・ステファンとの3人で戦いました。

チームとの連携も向上

昨年はゲスト感が強く、若干恐縮していたゴッツですが、チーフメカニック・ユーンの明るくお茶目な正確も手伝って、今年はよりフレンドリーにチームと連携することができました。

s.i.g. motorsports;チーフメカニック・ユーン

トラブル続出も輝くチームの結束力

今年は、練習走行からマシンの破損などトラブルが続出、そんな時だからこそ輝きを増すのがチームの結束力!練習走行で145号車・ミニクーペがコースオフし破損した際に、スタッフの子ども達も一緒になって、懸命に修復作業をしていた場面などは特に印象的でした。

s.i.g. motorsports

ミニ好きの熱気を体感!

s.i.g. motorsports」は、共にMINI Trophyに参加している「Team Partl Motorsport」とパートナー関係を築いているとのこと。そんな訳でチームテントは周辺も含めMINIづくし!ちなみにニュルの公式記録では名無しチームとなっていますが、クラス2位入賞を果たしたチームが「Team Partl Motorsport」です。

Team Partl Motorsport

お世話になった方々へ

マシンは大破してしまいましたが、ゴッツ自身はぶじだった今回のクラッシュ。第一報が入った時点では、チームは大きく動揺。しかし、ニュル24時間レース参戦をサポートしていただいている三浦さんの活躍で、安否確認・病院での検査ともにスムーズに進行することができました。三浦さん、大変お世話になりました!
また、日本のメディア、レース関係者の方々にもお気遣いいただきました。
本当にありがとうございました。

今回の結果

予選:112st 10:10.832
決勝:リタイヤ 80Lap 17:13:10.963

PHOTO:小林 直樹 / M.A.R.T.

ニュルブルクリンク24時間レース 2011

s.i.g. motorsports:ニュルブルクリンク24時間レース

ゴッツ見事に完走を果たす!

ニュルブルクリンク 6/25-26

ゴッツがニュルブルクリンク24時間レースにミニクーパーSで挑戦しました。
ゴッツがお世話になったのは、「Play Success Fun」をモットーとするチーム「s.i.g. motorsports」。ニュルブルクリンクサーキット公式コーディネーターを務める三浦さんに協力していただき、今回の参戦は実現しました。
これまでニュル24時間に4回挑戦し、いずれも完走を果たしているゴッツ、完走記録を伸ばすために気合い十分で挑みました。
練習走行・予選ではアクシデントが重なり満足にコースを走ることができなかったゴッツですが、レースでは、重要なスタートドライバーの大役を任され、会心の走りで順位を上げ、チームを大いにもり立てました。そして見事完走。自身の完走記録を5に伸ばすことができました。

今回の結果

予選:136位(クラス20位)
決勝:126位(クラス14位)

PHOTO:石浦 秀彦 / M.A.R.T.

ニュルブルクリンク24時間レース 2003

クラス2位をキープしたまま順調に走行するシビック。

『ニュルブルクリンク24時間レース』に
ゴッツとチャボが参戦!

ニュルブルクリンク 5/30-6/1

予選はクラス2位!

M.A.R.T.ついに海外進出(?)。なんと、世界中のアマチュアレーサーの憧れ『ニュルブルクリンク24時間レース』にゴッツとチャボが参戦しました!

2人を誘ってくれた埼玉のチューニングショップ『テクノプロスピリッツ』代表の熊倉さんとともにニュルブルクリンクへと到着した2人。マシンは、今回お世話になったドイツのアマチュアレーシングチーム『MMモータースポーツ』愛蔵のシビックEK4。これに『エンドレス』から協賛してもらった焼結パッド(24時間無交換OK!)と純正ブレーキローターを日本から持ち込んで装着。『MMモータースポーツ』のスタッフとも速攻で意気投合した2人は、ビールとソーセージに舌鼓を打ちつつ、早速予選日を迎えました。

予選は1回目が午前10時~12時まで、2回目が午後7時~11時まで(この時期、ドイツは午後10時近くまで明るい)と超ロング。全長26kmもある峠道のようなコースに加え、ものすごい勢いでパスしていくDTMマシンなど、超エキサイティングな走行を体験した2人。結局予選はチームオーナーであるイエンツがベストタイムを叩きだし、クラス2位、総合160位という結果で終了しました。

決勝スタート!

いよいよ24時間レースの幕開け。250台ものマシンが一堂に会すスタート前のグリッドはまさにお祭り騒ぎ!ピットロードもコース上も人でごった返し、満員電車状態でした。日本から侍カツラを持参していったゴッツとチャボも注目の的!

午後3時、いよいよスタート。まずはオーナーイエンツが走り、続いて熊倉さん、そして午後6時からはゴッツの出番。チーム監督の「スローリー&セーフティ」という指示通り、順調に2時間の走行を終えたゴッツ。「ポルシェとかすごい速いんだもん。怖かったよ~」と言いつつも大舞台での走りを満喫してきた様子。

夜10時頃ようやく日が暮れ、ナイトセッションに突入。かつては峠の夜道でウデを鳴らしたチャボがイエンツと交代で果敢にアタック。夜が明けるまで計6時間近くも走ったチャボは「部活みたいだった……」と疲労困憊。でも「すっげー楽しかった」そう。

しかし!ゴールまであと6時間となったところでトラブル発生。なんと、ガソリンタンクが外れて落ちるアクシデントが。チームの迅速な対応により、なんとかコースに復帰。そして午後3時。クラス2位(総合78位)のポジションをキープしたまま、みごとチェッカーとなったのでした。

表彰式ではドライバーひとりひとりに大きなトロフィーが。感激と興奮に包まれたゴッツとチャボの2人は、お世話になったチームスタッフに「また来年!」と声をかけ、ニュルブルクリンクを後にしたのでした。

今回の結果

予選:クラス2位(総合160位)
決勝:クラス2位(総合78位)

PHOTO:小林克好・M.A.R.T. / TEXT:サヤマネ