SUPER 耐久2019 Rd.04 AUTOPOLIS

大分県オートポリスで開催されたスーパー耐久シリーズ2019第4戦。台風の影響が心配された予選でしたが、A/Bドライバーの予選アタック中は、雨もなく、ドライコンディションで行われました。ゴッツがBドライバーを務める#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、2戦連続となるST-2クラスのポールポジションを獲得。迎えた翌日の5時間の決勝レースは、予選とは打って変わって、ウェットからドライ、そしてウェットと目まぐるしく変化する天候のもと行われました。59号車は、スタートで先行された7号車と終盤までトップ争いを繰り広げましたが、あと一歩及ばず、クラス2位でレースを終えました。優勝こそ逃しましたが、ポイントランキングでは、シリーズタイトルを争う6号車との差を広げ、7連覇へ大きく前進しました。

photo:吉見カメラマン/M.A.R.T.

JOY 耐 2019

M.A.R.T.としてのJOY耐初挑戦に選んだマシンは、トヨタ MR2(AW11)「POTENZA WAKO’S MART MR2」。ドライバーはゴッツとチャボのふたり。ゴッツとチャボはともに50歳、ふたりが出会ってから、つまりM.A.R.T.が発足してから20年となる記念レースです。ゴッツは初代師匠のチャボと参戦することを、とにかく楽しみにしていたみたいで事前準備の段階から気合入りまくりでした。

予選は、梅雨の洗礼を受けた豪雨で、Aドライバーのゴッツの出走時は、コースのあちらこちらに川ができて、ハイドロとの戦いだったそう。少しコースを飛び出したりはしたものの、装着するPOTENZA RE-11Sの食いつきは想像以上で、雨に不利なミドシップかつひどい走行条件の割には満足いく走りができたとのこと。続くBドライバーのチャボによるスーパーアタックで、クラスポールポジション(総合7位)を獲得しました! この日の晩に行われた、車載映像を見ながらの作戦会議では、ゴッツはお酒のピッチが早かったとチャボの談。テンションがあがっていたのでしょうか(笑)。

翌日の決勝は晴れ、路面はドライ。この日のために作られたM.A.R.T.×Joy耐 Tシャツを着用して、応援団も気合い満タンです! ちなみに、このTシャツをデザインしたのは、モンキースタッフのミカちゃんです。おしゃれでしょ?

スタートに向けて、総合7番手のグリッドに並ぶ「POTENZA WAKO’S MART MR2」と出走準備をするゴッツ、それを手伝うチャボはなかなか絵になっていましたよ。ついにブルーシグナルでローリングスタート! 混戦する前の車両を避け、7時間耐久を見越した見事な走り出しです。さらに、一時はトップとなる順調な走りを見せてくれました。

約1時間15分でBドライバーにチェンジし、チャボも快走します。ただ見ているだけでも汗をかくような気温に、クールスーツを着用しているとはいえ、ドライバーたちの体力には驚くばかりでした。さらに1時間ほど経ち、間もなくドライバー交代……というところで、なんとコース上にストップしてしまったんです。

ピットはざわつきチャボの体調を案じましたが、ミッショントラブルが発生したことが分かりました。マシンはなんとかピットに戻ったものの、直せる状態ではなかったようで、残念ながらリタイアとなりました。

ふたりあわせて100歳の、記念すべきチャレンジは、悔しい結果になりましたがきっとこのまま終わるふたりではないはず。次回に期待しましょう!

でもふたりとも相当落ち込んでいるようなので、見かけた方はぜひなぐさめてあげてくださいね。(レポート:よっしー)

photo:石原カメラマン

MCJP 2019 Rd.1 OKAYAMA

6/8-9 OKAYAMA INTERNATIONAL CIRCUIT

ゴッツが愛してやまないBMW MINI(通称ニューミニ)だけのレース、「MINI CHALLENGE ASIA.JAPAN SERIES(JAF公認のワンメイク・レース)」の2019シーズンが、明日、岡山国際サーキットで開幕。今シーズン、ゴッツはNo.02 EX-FORM RACING TEAMからのエントリー。

予選では、1’43.715のタイムで、幸先よくポールポジションを獲得したゴッツでしたが、迎えた第1レースでは、中盤に後続と接触、このアクシデントにより一気に最後尾となる8位にまで順位を下げてしまいました。その後は、懸命に前を追いかけ、4位でフィニッシュ。この結果、第2レースは、3番グリッドからのスタートとなりました。

第2レースでは、1周目でトップに躍り出ると、その後はコレクティブな走りで周回を重ね、見事トップでチェッカー。なんかと、ポール・トゥ・4位・トゥ・ウィンを達成することができました。

photo:M.A.R.T.

SUPER 耐久2019 Rd.03 FUJI

FUJI SUPER TEC 24H RACE 2019

スーパー耐久シリーズ2019第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース。
ゴッツがBドライバーを勤める#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、予選で今シーズン初となるクラスポール(ST-2)を獲得。迎えた決勝では、スタートでライバル6号車に先行を許すも、その後は、抜きつ抜かれつのジリジリとしたバトルを展開。夜も明け、18時間を経過した頃、ライバルにまさかのマシントラブルが発生したため、スタートから続いた緊迫のバトルは終焉。その後、チェッカーまでトラブルなく走り続けた59号車が、令和初の24時間レースを見事なポール・トゥ・ウィンで飾りました。
この結果、シリーズランキングでもトップに浮上し、7連覇へ大きく前進しました。

photo:吉見カメラマン/M.A.R.T.

SUPER 耐久2019 Rd.02 SUGO

SUPER 耐久2019 Rd.02 SUGO

スーパー耐久シリーズ2019第2戦スポーツランドSUGO予選。ゴッツがBドライバーを勤める#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、断続的に雨が降る難しいコンディションの中、クラス2位(ST-2)を獲得。翌日に迎えた3時間の決勝レース、逆転勝利を目指す59号車のスタートドライバーは井口くん。序盤にSCYが入ったタイミングでライバルのランサー6号車がピットに入ったためクラストップに躍り出ると、その後は順調に周回を重ね、セカンドドライバーのゴッツへ。ゴッツもほぼ全開の走りでトップをキープし、セーフティーカー(SC)導入のタイミングで、ラストドライバーのマナブくんへチェンジ。しかし、SCがホームストレートを通過するタイミングと59号車のピットアウトが重なり、2番手を走っていた6号車に、1周分先行されてしまいました。それでも懸命に6号車に食いつこうとしていた矢先にマシントラブルが発生。惜しくも最終コーナー脇でレースを終えることになってしまいました。

photo:吉見カメラマン/M.A.R.T.

SUPER 耐久2019 Rd.01 SUZUKA

鈴鹿サーキットで開催されたスーパー耐久2019シリーズの開幕戦。

TOWA INTECは、マナブくん、井口くん、石坂くんと、優秀なドライバーが揃っているだけに、今シーズンのシートは厳しいかも…と、ちょっと寂しげなゴッツでしたが、大澤チームオーナーのご好意で、今シーズンも Bドライバーとして、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIのステアリングを握ることに!
残念なのは、2016年からチームの優勝に貢献したTarmacの川口さんが卒業したことだったのですが、後任は、なんとゴッツが10年以上前にヴィッツレースやインテグラレースでお世話になっていたジュン(関口)さん!

不思議な縁を感じながら迎えた開幕戦は、ライバルのランサー6号車に予選では敗れるも、決勝で見事逆転。
開幕戦を優勝で飾り、シリーズ7連覇へ向け、幸先の良いスタートを切ることができました。

photo:吉見カメラマン/M.A.R.T.

MCJP 2018 Rd.8 FUJI SPEEDWAY

12/8 FUJISPEEDWAY

「MINI CHALLENGE ASIA.JAPAN SERIES(JAF公認のワンメイク・レース)」の最終戦が、富士スピードウェイで開催されました。

表彰台を目標としていたゴッツでしたが、予選5位、決勝では1つポジションを上げ4位フィニッシュという結果になりました。

photo:M.A.R.T.

TSUKUBA SUPER BATTLE 2018

筑波スーパーバトル2018

12/6 TSUKUBA CIRCUIT

ゴッツが愛してやまないクルマ、ミニ・クラブマン(R55)。筑波でクラブマンの最速タイムを出すのが夢だったゴッツに、EX.FORMの吉田さんがREV SPEED 筑波スーパーバトル2018でチャンスを与えてくれました。

吉田さんいわく、「クラブマンでタイムアタック車両を作るのは面白いと思ったし、ゴッツがどうしてもやりたいってうるさかったからさぁ(笑)」とのこと。夢の挑戦にテンションも最高潮なゴッツ。当日の体制も、メカニックに郡司さん、コンピューターチューニングにレブテック服部さん、さらにスーパー耐久でシンリョウレーシングのチーフメカニックを務める水田さんが北海道から駆けつけてくれるなど、万全の体制で望んだのですが、当日の天候は雨・・・。

天候の回復を祈りながら、ウェットコンディションの中、果敢に3回のアタックを行い、1’08.131のタイムを記録。5秒台を目標にしていたのですが、天候だけはどうにもできませんでした。そんなわけで、ゴッツと吉田さんの夢は、次回へと持ち越しに!吉田さん、よろしくお願いしますね。

SUPER 耐久2018 Rd.06 OKAYAMA

練習走行中のゴッツ。

完走さえ果たせば、念願の6連覇が叶うという状況で迎えた、岡山国際サーキットでの 最終戦。TOWAINTECの#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、通常3名のドライバーで戦われる3時間の耐久レースを、「ドライバー全員でしっかりと繋いで連覇の瞬間を迎えてたい」という大澤チームオーナーの意向で、4名のドライバー全員で走ることを選択しました。完走を目指し、リスク管理をいつも以上に徹底しながら挑んだ第6戦は、予選ではライバルのランサー6号車に差をつけられるも、決勝では、各ドライバーがコレクティブな走りを見せ、ライバルよりもピット回数が多かったにも関わらず、トップの6号車からわずか4秒差の2位でチェッカーを受けました。富士での24時間レースで、悲劇を乗り越えて、最後まで諦めずに走り続けて掴み取ったST-2クラスの6連覇。苦しい思いをした分、これまでに無い感動を味わった特別なシーズンとなりました。ゴッツのスーパー耐久への挑戦は、来年も継続させてもらえることになりました。TOWAINTECの7連覇へ向け、ゴッツもこれまで以上の覚悟と気合を見せてくれるはずですので、応援よろしくお願います。(よーぞー)

photo:吉見カメラマン/M.A.R.T.