『ニュルブルクリンク24時間レース』に
ゴッツとチャボが参戦!
ニュルブルクリンク 5/30-6/1
予選はクラス2位!
M.A.R.T.ついに海外進出(?)。なんと、世界中のアマチュアレーサーの憧れ『ニュルブルクリンク24時間レース』にゴッツとチャボが参戦しました!
2人を誘ってくれた埼玉のチューニングショップ『テクノプロスピリッツ』代表の熊倉さんとともにニュルブルクリンクへと到着した2人。マシンは、今回お世話になったドイツのアマチュアレーシングチーム『MMモータースポーツ』愛蔵のシビックEK4。これに『エンドレス』から協賛してもらった焼結パッド(24時間無交換OK!)と純正ブレーキローターを日本から持ち込んで装着。『MMモータースポーツ』のスタッフとも速攻で意気投合した2人は、ビールとソーセージに舌鼓を打ちつつ、早速予選日を迎えました。
予選は1回目が午前10時~12時まで、2回目が午後7時~11時まで(この時期、ドイツは午後10時近くまで明るい)と超ロング。全長26kmもある峠道のようなコースに加え、ものすごい勢いでパスしていくDTMマシンなど、超エキサイティングな走行を体験した2人。結局予選はチームオーナーであるイエンツがベストタイムを叩きだし、クラス2位、総合160位という結果で終了しました。
決勝スタート!
いよいよ24時間レースの幕開け。250台ものマシンが一堂に会すスタート前のグリッドはまさにお祭り騒ぎ!ピットロードもコース上も人でごった返し、満員電車状態でした。日本から侍カツラを持参していったゴッツとチャボも注目の的!
午後3時、いよいよスタート。まずはオーナーイエンツが走り、続いて熊倉さん、そして午後6時からはゴッツの出番。チーム監督の「スローリー&セーフティ」という指示通り、順調に2時間の走行を終えたゴッツ。「ポルシェとかすごい速いんだもん。怖かったよ~」と言いつつも大舞台での走りを満喫してきた様子。
夜10時頃ようやく日が暮れ、ナイトセッションに突入。かつては峠の夜道でウデを鳴らしたチャボがイエンツと交代で果敢にアタック。夜が明けるまで計6時間近くも走ったチャボは「部活みたいだった……」と疲労困憊。でも「すっげー楽しかった」そう。
しかし!ゴールまであと6時間となったところでトラブル発生。なんと、ガソリンタンクが外れて落ちるアクシデントが。チームの迅速な対応により、なんとかコースに復帰。そして午後3時。クラス2位(総合78位)のポジションをキープしたまま、みごとチェッカーとなったのでした。
表彰式ではドライバーひとりひとりに大きなトロフィーが。感激と興奮に包まれたゴッツとチャボの2人は、お世話になったチームスタッフに「また来年!」と声をかけ、ニュルブルクリンクを後にしたのでした。
今回の結果
予選: | クラス2位(総合160位) |
決勝: | クラス2位(総合78位) |
PHOTO:小林克好・M.A.R.T. / TEXT:サヤマネ