NAPAC FUJI SUPER TEC 24H RACE 2020
富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久シリーズ2020開幕戦・NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース。
今シーズンは予定されていたスケジュールが大幅に変更となり、本来であれば、第3戦に予定されていた24時間レースが、スーパー耐久の開幕戦となりました。
ゴッツにとっては6年目となる、TOWAINTECからの参戦。今シーズンも目標はST-2クラス8連覇です。チームは、昨年までCドライバーを務めた井口くんがST-2クラスのライバルとなるROOKIE RACINGに移籍し、石坂くんがCドライバーを務めることになりました。また、開幕の24時間レースには、86/BRZ Raceクラブマンシリーズ・エキスパートクラスで活躍する、鶴賀義幸選手がDドライバーとして参加。マナブくん、ゴッツ、石坂くん、鶴賀くんの4名で開幕戦を戦うことになりました。
#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、予選でST-2クラス2位を獲得。決勝レースでは、序盤こそ新たなライバルROOKIE RACINGのGR YARISと肉薄する勝負を展開、ゴッツもドライで出走したタイミングで降り出した雨の中、意地の走りでクラストップに躍り出るなど、8連覇へ向けて必死に走り続けました。しかし、今年の24時間レースは、雨の影響で、4時間以上にわたってレースが赤旗中断となるほどの例年にない難しいコンディションになり、特に夜間は、何度もセーフティーカーやFCYが導入されるなど、ピットのタイミングを含めて非常に難しい展開となりました。10分間のピット作業が義務付けられるメンテナンスタイムのタイミングなどで、ライバルのヤリスとランサーに差を付けられ、さらに夜間の雨の走行では、井口くんをはじめとするプロドライバーがその本領を発揮し、ヤリスが独走。最後まで走り切るも3位という結果になりました。
開幕からライバルに大きくポイントで離される結果となりましたが、次戦のスポーツランド菅生では、必ずや巻き返してくれるはずですので、応援よろしくお願いします。
photo:吉見幸夫/M.A.R.T.