JOY 耐 2021

M.A.R.T.としてJOY耐総合優勝を目指すゴッツとチャボの第二章。
マシンは、前回と同じトヨタ MR2(AW11)「POTENZA WAKO’S MART MR2」。初挑戦はマシントラブルによりリタイアとほろ苦い結果に終わっただけに、2年ぶりとなる今回のJOY耐に並々ならぬ闘志を見せていたふたり。さらに戦闘力を高めるために、タイヤをPOTENZA RE-71RSに変更し、必勝体制で挑んだ。

予選では、総合4’37.406というタイムで6番グリッドを確保。目標の上位グリッドを獲得するもミッションに多少の不具合が発生し、決勝ではミッションを労りながらの走行を余儀なくされました。

迎えた決勝では、ファーストドライバーのゴッツが順調にスティントを重ね、30周を迎えたタイミングでピットへ。代わったチャボも順調に周回を重ねるも、4周目を過ぎた頃にセーフティーカー導入のアナウンスが、しかもチャボがホームストレートを過ぎたタイミングと重なってしまう。結局、20台以上の列ができたガソリンスタンドの渋滞にハマってしまい、ここで大きくタイムをロスしてしまう。

さらに、ピットに戻ったばかりのゴッツが燃料がたっぷりと入ったマシンで再度コースに送り出されることに!さすがにどこかでギブアップするのではないかと思われたこの過酷なミッションを、ゴッツは無事にこなし、再びMR2はトップへ。

その後もふたりで順調にスティントをこなすも、終盤には燃料がギリギリの状態となりスロー走行で順位を落とし、総合5位、クラストップでレースを終えました。給油渋滞のロスがたたった今回のレース、JOY耐総合優勝の難しさを改めて思い知らさる結果となりました。