MCJP 2021 Rd.5 FSW

12/11〜12 富士スピードウェイ

ゴッツにとって悲願のミニチャレンジチャンピオンをかけた最終戦が富士スピードウェイで開催されました。スプリントではゴッツにとって15年となるシリーズタイトル獲得のチャンスとあって、決勝日には、多くの仲間たちがサーキットに集合してくれました。そして今回はさらに北海道から面野さんがM.A.R.T.の仲間としてJCWクラスにスポット参戦!チームにとってもスペシャルな一戦となりました。

予選では、ゴッツが1’56.118というタイムでポールポジションを獲得すると、面野さんも初参戦とは思えない走りを見せ1’58.045を記録、予選を4位で終えました。

迎えた決勝レース1(第9戦)では、スタートでやや出遅れたゴッツの隙をつき3番グリッドから素晴らしいスタートを決めた平田選手が前に出る展開に!さらにゴッツが出遅れたことで生じた混戦のあおりを受けた面野選手が他車と接触しドライブスルーペナルティを受けることに。ゴッツはなんとか平田選手をかわしトップでチェッカーを受けるも、面野選手はペナルティ消化により順位を大きく下げ5位でレースを終えました。

決勝レース2(第10戦)、最後もしっかりと優勝を収めてタイトルを獲得したかったゴッツでしたが、ここでも素晴らしいスタートを決めた平田選手に先行を許すことに、その平田選手がマシントラブルによりスローダウンしたことでトップにたったゴッツでしたが、レース中盤では鈴木選手に一時トップを奪われるなど苦しい展開が続きました。それでも、なんとかトップでチェッカーを受け完勝で悲願のタイトルを獲得しました。さらに面野さんが3位表彰台を獲得し、M.A.R.T.のレーシングスーツを纏うふたりが表彰台に立つという素晴らしい結果になりました。

十勝スピードウェイ クラブマンカップ第4戦 TOKACHI3時間耐久

十勝スピードウェイ(9/26)

北海道十勝スピードウェイでのクラブマンカップ第4戦はスペシャルな3時間耐久レース。
今回、ゴッツは#555松橋選手とタッグを組み参戦することになりました。
M.A.R.T.期待の若手ドライバー・ジョー君が、昨年までゴッツとタッグを組んでいた坂野選手とペアということで、「絶対にジョーには負けられない」と本気モード全開のゴッツ。予選では1’33.347のタイムを記録し、ジョー君に0.8秒の差をつけると、決勝でもしっかりと6位入賞を果たしM.A.R.T.新旧ドライバー対決を制しました。
坂野選手とペアを組み、面野さんのマシンで今大会に参戦したジョー君。応援してくれる周囲の期待にしっかりと応えたいところでしたが、気負いがあったのかレース終盤にまさかのスピン・・・、決勝レースは9位で終えました。レース後、ゴッツからみっちりとお説教を食らったジョー君。ゴッツの説教の長さは、ジョー君への期待の現れですね。今後の成長に期待です。

SUPER 耐久2021 Rd.05 SUZUKA

スーパー耐久シリーズ2021第5戦鈴鹿サーキット(9/18-19)

モータースポーツの聖地鈴鹿サーキットで開催されたスーパー耐久第5戦。
前戦のオートポリスで優勝まであと一歩というところにまで迫った勢いそのままに挑んだ#59 DAMD MOTUL ED WRX STIでしたが、予選ではクラス4位、クラストップとは、合算タイムで5秒の差をつけられ、出鼻をくじかれる結果になってしまいました。

しかし、決勝ではスタートドライバーの石坂くんが見事な走りでクラス4番手から巻き返すと、その後も安定した走りでトップを守り抜き、今シーズンの初優勝を2年ぶりの開催となった聖地鈴鹿で果たしました。

photo:吉見幸夫/遠藤樹弥/M.A.R.T.

MCJP 2021 Rd.3 Sportsland SUGO

8/21-22 スポーツランドSUGO

鈴鹿サーキットで開催されたRd.2を欠場したため、シリーズランキングトップでトップに立つ平田選手を追う展開となったゴッツ。
スポーツランドSUGOで開催されたRd.3では、土曜日の予選から1’35.307のタイムでポールポジションを獲得すると、翌日にウェットコンディションで行われた第5戦の決勝でも終始トップを快走し見事ポール・トゥ・ウィンを達成。そして、この結果により第6戦でもポールポジションからのスタートとなりました。
今シーズンはなんとしてもチャンピオンを取りたいゴッツは、ドライコンディションとなった午後の第6戦でも終始トップを守りきり、2連勝を達成。
Rd.2欠場の影響で依然として負けられない戦いは続きますが、チャンピオン獲得へ向けた、再スタートを最高の結果で飾ることができました。

決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/ZpWhxbDGHI4
第2レース:https://youtu.be/90xB3X1wK5A

ゴッツは、レース後に行われたミニオーナーのパレードランで先導車を運転させていただきました。

Text/Photo: M.A.R.T.

SUPER 耐久2021 Rd.04 AUTOPOLIS

スーパー耐久シリーズ2021第4戦オートポリス(7/31-8/1)

富士スピードウェイでの24時間レースを終え、シリーズ後半戦に突入したスーパー耐久シリーズ2021。#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが参戦するST-2クラスは、シリーズランキングトップの7号車ランサー(79.5P)を59号車をはじめとした3チーム(ともに50P)が追う構図になりました。
トップの7号車に追いつくため、そしてライバルの2台に差をつけるためにも、予選の2ポイントを獲得したい59号車でしたが、結果は、A+Bドライバー合算タイム4’10.377でクラス4位。予選トップの6号車ランサー(A+B合算:4’04.704)とは合算タイムで5秒差、2番手の225号車YARIS(A+B合算:4’07.514)とは3秒差と厳しい結果となりました。
迎えた5時間の決勝レースは雨が降るなかでのスタート。TOWAINTEC RACINGは天候が回復傾向にあると判断し、ライバルがレインタイヤを装着する中、スリックで出走するという賭けに出ました。
思惑は的中し、序盤で一気に順位をトップにまで上げました。しかし、この良い流れを断ち切るかのように視界不良による2度のSC導入、さらにレースは11周で赤旗中断。序盤にスリックでマージンを築きたっかただけに悔しいレース展開となってしまいました。
12:45に13周目から再スタートすると、天候は一気に回復し晴れに。クラストップを走っていた59号車でしたが、スリックに履き替えたライバル225号車YARISの猛追を交わすことはできず、クラス2位でフィニッシュとなりました。
木曜日からマシントラブルを抱えた状態だったにもかかわらず、優勝まで後一歩と迫ったTOWAINTEC RACING TEAM。この上昇機運にのって、シリーズ終盤は更なる活躍を見せてくれるはずです。ゴッツと59号車の応援よろしくお願いします。

photo:吉見幸夫/M.A.R.T.

JOY 耐 2021

M.A.R.T.としてJOY耐総合優勝を目指すゴッツとチャボの第二章。
マシンは、前回と同じトヨタ MR2(AW11)「POTENZA WAKO’S MART MR2」。初挑戦はマシントラブルによりリタイアとほろ苦い結果に終わっただけに、2年ぶりとなる今回のJOY耐に並々ならぬ闘志を見せていたふたり。さらに戦闘力を高めるために、タイヤをPOTENZA RE-71RSに変更し、必勝体制で挑んだ。

予選では、総合4’37.406というタイムで6番グリッドを確保。目標の上位グリッドを獲得するもミッションに多少の不具合が発生し、決勝ではミッションを労りながらの走行を余儀なくされました。

迎えた決勝では、ファーストドライバーのゴッツが順調にスティントを重ね、30周を迎えたタイミングでピットへ。代わったチャボも順調に周回を重ねるも、4周目を過ぎた頃にセーフティーカー導入のアナウンスが、しかもチャボがホームストレートを過ぎたタイミングと重なってしまう。結局、20台以上の列ができたガソリンスタンドの渋滞にハマってしまい、ここで大きくタイムをロスしてしまう。

さらに、ピットに戻ったばかりのゴッツが燃料がたっぷりと入ったマシンで再度コースに送り出されることに!さすがにどこかでギブアップするのではないかと思われたこの過酷なミッションを、ゴッツは無事にこなし、再びMR2はトップへ。

その後もふたりで順調にスティントをこなすも、終盤には燃料がギリギリの状態となりスロー走行で順位を落とし、総合5位、クラストップでレースを終えました。給油渋滞のロスがたたった今回のレース、JOY耐総合優勝の難しさを改めて思い知らさる結果となりました。