SUPER 耐久2021 Rd.04 AUTOPOLIS

スーパー耐久シリーズ2021第4戦オートポリス(7/31-8/1)

富士スピードウェイでの24時間レースを終え、シリーズ後半戦に突入したスーパー耐久シリーズ2021。#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが参戦するST-2クラスは、シリーズランキングトップの7号車ランサー(79.5P)を59号車をはじめとした3チーム(ともに50P)が追う構図になりました。
トップの7号車に追いつくため、そしてライバルの2台に差をつけるためにも、予選の2ポイントを獲得したい59号車でしたが、結果は、A+Bドライバー合算タイム4’10.377でクラス4位。予選トップの6号車ランサー(A+B合算:4’04.704)とは合算タイムで5秒差、2番手の225号車YARIS(A+B合算:4’07.514)とは3秒差と厳しい結果となりました。
迎えた5時間の決勝レースは雨が降るなかでのスタート。TOWAINTEC RACINGは天候が回復傾向にあると判断し、ライバルがレインタイヤを装着する中、スリックで出走するという賭けに出ました。
思惑は的中し、序盤で一気に順位をトップにまで上げました。しかし、この良い流れを断ち切るかのように視界不良による2度のSC導入、さらにレースは11周で赤旗中断。序盤にスリックでマージンを築きたっかただけに悔しいレース展開となってしまいました。
12:45に13周目から再スタートすると、天候は一気に回復し晴れに。クラストップを走っていた59号車でしたが、スリックに履き替えたライバル225号車YARISの猛追を交わすことはできず、クラス2位でフィニッシュとなりました。
木曜日からマシントラブルを抱えた状態だったにもかかわらず、優勝まで後一歩と迫ったTOWAINTEC RACING TEAM。この上昇機運にのって、シリーズ終盤は更なる活躍を見せてくれるはずです。ゴッツと59号車の応援よろしくお願いします。

photo:吉見幸夫/M.A.R.T.