スーパー耐久シリーズ2020第4戦ツインリンクもてぎ
59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、予選でマシンにトラブルが発生し、無念のクラス4位。決勝では、クラス4番手スタートから2位にまで順位を上げるも、最後までトップを走るヤリスをとらえることができず、クラス2位でチェッカーとなりました。
Photo:吉見カメラマン/MART
アマチュアレーサーによるレーシングチーム「M.A.R.T.(モンキーアマチュアレーシングチーム)」のホームページへようこそ!ここでは、M.A.R.T.が参戦するレースのレポートをはじめ、M.A.R.T.の活動を随時お伝えしていきます。
59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、予選でマシンにトラブルが発生し、無念のクラス4位。決勝では、クラス4番手スタートから2位にまで順位を上げるも、最後までトップを走るヤリスをとらえることができず、クラス2位でチェッカーとなりました。
Photo:吉見カメラマン/MART
菅生での第2戦に続いて、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが、岡山でも逆転優勝を飾りました。チームが一丸となって達成した2連勝。シリーズ8連覇へ向けて、大きく前進です。
予選では、ライバル・ヤリスに肉薄するもの3’20.327の合算タイムで惜しくも2位。それでも、ライバル・ランサー6号車のヤスくんに、初めて予選タイムで勝てたと、マシンの仕上がりと自分たちの走りに自信を深めたゴッツとマナブくん。石坂くんの可愛い彼女も応援に駆けつけてくれ、チームの士気も上がっていました。
決勝では、スタートドライバーの石坂くんからゴッツへドライバーチェンジをすると、ゴッツがヤリスをかわしてトップに。その後は、ゴッツからマナブくんへと繋ぎ、ヤリス・Aドライバー井口くんの追撃を振り切り、見事クラストップでチェッカー。
この結果、シリーズランキングでは、ライバル・ランサー6号車を抜いて2位に浮上しました。
photo:吉見幸夫/M.A.R.T.
練習走行で全体の2番手タイムを出したので自信を持ってアタックしましたが、結果は4番手。
アタックのポジションは良い位置を走っていましたが、各コーナーでのミスが目立つ結果となってしまいました。
スタートがうまく行かず5番手に落ちてしまいました。1周目の最終コーナーで3番手に一度は立ちましたが、
ペースがなかなか伸びず5番手まで落ちてしまい、その後の展開も無くチェッカー。
予選ヒートで一つ順位を落としてしまったため、5番手スタート。
スタートは良くも悪くもなく、5番手をキープして、戦闘集団についていたものの、
ついて行くのが精一杯だったため、展開が無いレースになってしまい、5位フィニッシュ。
タイムトライアル | 4位 |
予選ヒート | 5位 |
決勝ヒート | 5位 |
タイムトライアル | 7位 |
予選 | 5位 |
決勝 | 5位 |
夜に降った雨の影響で少し路面が濡れていました。
濡れていることを把握した上で、ゆっくりタイヤを暖めていき、徐々に全開で行こうかなと思ったところで前の車に追いついてしまい、コーナーの手前で少し強引に抜こうとしましたが、抜くタイミングの悪さと、ブレーキコントロールがうまくできず、追突してスピンしてしまいました。相手もスピンしてしまい止まってしまいました。
自分が追突したことにより相手の練習時間を潰してしまうという自覚もなく、練習走行から飛ばしすぎていたこと、スタートのタイミングを何も考えずとりあえず行くかで走り出してしまったことが反省点です。
次回の練習走行では、スタートのタイミングを見計らう事と、冷静に落ちついて走行することを心がけたいです。
路面はほぼドライ。
タイムトライアルでは、練習走行で遅い車に追いついてしまうということがあったので、なるべく1人で走りたいと思いスタートのタイミングを少し遅くしました。しかし、思っていたよりもタイミングを遅くできておらず、またすぐに追いついてしまいました。
追いつきそうになったらストレートで速度を落として距離をとり、1周をすてて2周目でタイムを出そうと思いましたが、思いのほかストレートで距離を開けることができていなくて結局2周目で追いついてしまい、焦りからコーナーで少し強引に抜こうとして接触してしまいました。
練習走行のスタートで失敗したことを考えて少し遅らせてスタートしたものの、結局追いついてしまった事と、追いついたらストレートで距離をとると思っていたものの、計測時間が5分しかないことで焦ってしまい、十分に距離が取れていていない状態でアタックしてしまった事が反省点です。
次回は、練習走行と同じくスタートのタイミングを見計らう事と、焦って2周を無駄にせず確実に2周をものにするために我慢できるようにします。
路面の状態は、完全にドライでした。
ローリングスタートで失敗してしまい順位を上げることはできませんでしたが、下がることもありませんでした。
1周目のほとんどのコーナーをオーバースピードで進入してしまい、どんどん前との差が開いていきました、そして普通に走っているのにタイムが伸びないと思っていたら、ピットからニードルがあってないというサインをもらい、そこで初めて開きすぎていることに気がついて合わせ直しました。
ローリングスタートについての学習不足と自分でエンジンの音を聞き分けられずニードルがずれていることに気づかなかったことが反省点です。
次回は、ニードルを開けるときに音をしっかり聞き、体感し、開きすぎないように気をつけたいと思います。
路面はドライ。
決勝のローリングスタートではうまく後ろにつくことができましたが、ストレート直後のコーナーで突っ込みすぎてしまい、オーバーランしたところをイン側に入られて順位を1つ落としました。そこからは予選と同じようにオーバースピードで入り立ち上がりが遅くなるというミスが多く、前との差は開くばかりでした。
しかし後半は、徐々に慣れてタイムも安定して来たので、徐々に前の車に近づいてはいたのですが、結局抜くことはできませんでした。
前に車がいる状態でのアクセル、ブレーキ操作がいまひとつで、最初に離れてしまった事と、空気圧をレース前半に合わせるために上げてスタートしたのですが、そこを使いこなすことができなかったことが反省点です。
次回は、1周目から落ち着いて走れるようにする事と、前に車がいる状態での走り方を身につけていきたいと思います。
私自身初めてのレースだったので、思うことはたくさんあるのですが、全体としては楽しくレースを終えることができました。
しかし、レースまですごくいい感じに準備ができていただけに、5位という結果に不甲斐なさと悔しさもあります。やってやるという思いで挑んだ当日の練習でスピンし、タイムトライアルでは7位に終わり、予選、決勝では完走はできたもののミスが続きました。
練習ではベストタイムの更新ばかりを考えて走行していたため、タイヤが冷えた状態で全力でスタートしたときにどれくらいグリップするのか、また、前に車がいる状態での走りはどうすればいいのかなど、レース展開を考えることができていませんでした。なので今回の結果は、自分の準備不足でこうなってしまったと思っています。
ですが、初レースは本当に楽しかったです、何もかもがわからないことだらけでしたが、自分の課題も見つけることができ、まだまだ伸びしろがあると思っています。練習では次のレースに向けて1つずつ課題をクリアしていきたいと思います。
ワンデイで開催された岡山国際サーキットでのミニチャレンジジャパンの第4戦。
今シーズン、シリーズランキングトップのライバル松本選手(348p)に、その強さを見せつけられているゴッツ(304p)。予選から反撃の狼煙をあげたいところでしたが、結果はコンマ8秒及ばず2位(1’45.503)。
決勝レース1では、スタートを失敗して、オープニングラップでポジションを1つ下げ、2周目のストレートで、2番手の平田選手をパスしポジションを取り戻すも、その間にトップの松本選手に差を広げられてしまい、2位でチェッカー。
決勝レース2は、上位60%がリバースグリッドとなるため、ゴッツはポールからのスタートでしたが、好スタートを決めた2番グリッドの松本選手にポールショットを奪われ、決勝レースはどちらも2位という結果に終わりました。
帰りのクルマの中、「もう一度、松本くんと戦って。なんとか一回は勝ちたいなぁ」と悔しそうな様子のゴッツ。12月に富士スピードウェイで開催予定のミニチャレンジ最終戦は、スーパー耐久の第5戦と重なっているため、ここ岡山でのラウンドがゴッツにとっては事実上のミニチャレンジ最終戦となってしまいました。オートポリスでは、この悔しさを糧にライバル・ヤリスに勝ちを収めてくれることでしょう。
これからもゴッツとM.A.R.T.の応援よろしくお願いします。
決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/Xlox6_AY-dE?t=1713
第2レース:https://youtu.be/WKJdbpM0BX0?t=1175
ゴッツがBドライバーを務める#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、全戦を通して最も多くのポイントが獲得できる開幕戦の24時間レースで3位という結果に終わったため、シーズン序盤にして20ポイントの差を背負うことになりました。
菅生での第2戦と、岡山での第3戦は、最大獲得ポイントが20と比較的ポイント差が少ないラウンドとなるだけに、予選での2ポイント(ポールポジションポイント)が重要だったのですが、天候不良ため予選が中止に・・・。グリッドは、開幕戦の順位によって定められ、WRXは、クラス3番手から逆転優勝を目指すことに。
3時間の決勝レースでは、スタートドライバーの石坂くんが、ライバルのヤリス・ランサーの前に出ると、その後は着実に周回を重ね、ゴッツへドライバーチェンジ。終盤、ピットインの関係で、一時ライバルのランサー6号車にトップを譲るも、6号車が2回目のピットを終えた段階で再び先頭に、最後はマナブくんがトップでチェッカーを受け、今季初優勝を飾りました。
photo:吉見幸夫/M.A.R.T.
富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久シリーズ2020開幕戦・NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース。
今シーズンは予定されていたスケジュールが大幅に変更となり、本来であれば、第3戦に予定されていた24時間レースが、スーパー耐久の開幕戦となりました。
ゴッツにとっては6年目となる、TOWAINTECからの参戦。今シーズンも目標はST-2クラス8連覇です。チームは、昨年までCドライバーを務めた井口くんがST-2クラスのライバルとなるROOKIE RACINGに移籍し、石坂くんがCドライバーを務めることになりました。また、開幕の24時間レースには、86/BRZ Raceクラブマンシリーズ・エキスパートクラスで活躍する、鶴賀義幸選手がDドライバーとして参加。マナブくん、ゴッツ、石坂くん、鶴賀くんの4名で開幕戦を戦うことになりました。
#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは、予選でST-2クラス2位を獲得。決勝レースでは、序盤こそ新たなライバルROOKIE RACINGのGR YARISと肉薄する勝負を展開、ゴッツもドライで出走したタイミングで降り出した雨の中、意地の走りでクラストップに躍り出るなど、8連覇へ向けて必死に走り続けました。しかし、今年の24時間レースは、雨の影響で、4時間以上にわたってレースが赤旗中断となるほどの例年にない難しいコンディションになり、特に夜間は、何度もセーフティーカーやFCYが導入されるなど、ピットのタイミングを含めて非常に難しい展開となりました。10分間のピット作業が義務付けられるメンテナンスタイムのタイミングなどで、ライバルのヤリスとランサーに差を付けられ、さらに夜間の雨の走行では、井口くんをはじめとするプロドライバーがその本領を発揮し、ヤリスが独走。最後まで走り切るも3位という結果になりました。
開幕からライバルに大きくポイントで離される結果となりましたが、次戦のスポーツランド菅生では、必ずや巻き返してくれるはずですので、応援よろしくお願いします。
photo:吉見幸夫/M.A.R.T.
スポーツランドSUGOで開催されたミニチャレンジジャパンの第3戦。
ここまで2戦を終えて、シリーズランキングトップの松本武士選手に31ポイント差で2位(200P)のゴッツ。これ以上ポイントで離されないためにも、菅生では予選からポールを獲得したいところでしたが、結果は松本選手に0.6秒差の2位(1’35.407)。決勝第1レースでは、負けられないという気合が空回りしたのか、スタートでホイールスピン、その後もトップとの差をつめることはできず2位でチェッカー。
定位置となりつつある2番グリッドからのスタートとなった第2レースでは、ポールポジションのマシンがトラブルによりウォームアップ走行でリタイアとなったため、先頭でのスタートすることになりましたが、スタートで3番グリッドの松本選手にホールショットを奪われてしまいました。しかし、これまでは一方的に松本選手に離される展開が続いていたゴッツでしたが、徐々に松本選手との差を縮めると、終盤はサイドバイサイドの攻防にまで持ち込み、見応えのあるバトルを展開。惜しくもあと一歩届かず2位チェッカーでしたが、岡山での次戦に向けて期待の持てる結果となりました。
決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/LiCJaJ4uWOM?t=1490
第2レース:https://youtu.be/Zv3iUb_1boU?t=1713
延期されていたミニチャレンジジャパンの第1戦が、約2ヶ月遅れとなる8月2日に富士スピードウェイで開催されました。EX-FORM RACING TEAMは、22号車にチームオーナーの吉田淳一選手(ヨッシー)、2号車にゴッツという2台体制での参戦。
予選では、ゴッツが2番グリッドを、ヨッシーが6番グリッドをそれぞれ獲得。迎えた決勝レース1では、ゴッツが『10年に一度』かと思われる素晴らしいスタートを決めてホールショットを決めるも、今シーズンのチャンピオン最有力候補・松本武士選手にセクター1で早々に交わされ、2位フィニッシュ。ヨッシーはポジションを1つ上げて、5位という結果になりました。
上位60%がリバースグリッドとなる第2レースでは、ゴッツがまさかのエンジンストール。しかし、怒涛の追い上げでなんとか3位でフィニッシュ。ヨッシーは、5位でレースを終えました。
決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/RWmG9nmZhOI?t=1729
第2レース:https://youtu.be/zwUz12WI_MY?t=1538
photo:M.A.R.T.
今シーズンも、EX-FORM RACING TEAMの2号車のドライバーとしてミニチャレンジジャパンに参戦するゴッツ。ミニチャレンジは、富士スピードウェイで予定されていた第1戦が8月2日に延期となったことで、ツインリンクもてぎでの第2戦が、2020シーズンの開幕戦となりました。
昨シーズンはシリーズランキング2位だったゴッツ。今年こそはタイトル獲得をと意気込んで臨んだ開幕戦でしたが、今シーズンのチャンピオン最有力候補・松本武士選手が高い壁として立ちはだかりました。
今シーズンは、タイヤサプライヤーがピレリからダンロップに変わったこともあり、少し柔らかいスリックタイヤでの走りに、上手くアジャストできなかったゴッツ。予選では、トップタイムの松本選手にペナルティが提示されたことで、2番手タイムながらポールポジションを獲得、幸先の良いシーズンスタートかと思われましたが、決勝の第1レースでは、最後尾スタートの松本選手に終盤で交わされ2位フィニッシュ。上位60%がリバースグリッドとなる第2レースでは2番グリッドからのスタート、オープニングで順位を落とすも、その後はポジションを1つ上げて2位でチェッカーを受けました。優勝こそ逃しましたが、上り調子で開幕戦を終えました。
決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/guQ-yRcxnqw?t=1351
第2レース:https://youtu.be/-O2fFzik8aQ?t=1328
photo:M.A.R.T.