4号車 POTENZA WAKO’S MART NB8
5号車 POTENZA WAKO’S MART AW11
- 予選 出走せず
アマチュアレーサーによるレーシングチーム「M.A.R.T.(モンキーアマチュアレーシングチーム)」のホームページへようこそ!ここでは、M.A.R.T.が参戦するレースのレポートをはじめ、M.A.R.T.の活動を随時お伝えしていきます。
M.A.R.T.としてJOY耐総合優勝を目指すゴッツとチャボの第3章。
マシンはNo.5 POTENZA WAKO’S MART MR2、タイヤはPOTENZA RE-71RSとこれまでと同じ体制で挑んだJOY耐2022。
予選では、ゴッツが2’17.611、チャボが2’18.054というタイムで総合10位、目標の上位グリッド確保を果たした。
迎えた決勝日、昨年は序盤のSC導入による給油渋滞でタイムを大きくロスしましたが、今年は大きな混乱もなく、淡々と各車が周回を重ねる展開となりました。
スタートドライバーのゴッツからチャボへと最初のドライバーチェンンジが行われたタイミングでトップに顔を出したMR2。その後もピットイン時にはトップに躍り出る展開が続いていたのですが、終盤になるにつれてライバルたちがボードの上位に顔を出し始めました。
ジリジリとした展開が続くなか、MR2は予定通りに周回を重ねて行きますが、最後のドライバー交代を終えたタイミングで、燃費走行を続けてきたライバルチームversusの6号車FITが1分前を先行、さらに後ろからはS耐の2クラスで共に鎬を蹴づっているミスター2クラス・大橋さんが率いるロードスターが迫っていましたが、チャボがなんとか走り切り総合2位でフィニッシュ。
昨年からドライバーもマシンも進化させて挑んだ今年のJOY耐でしたが、ライバルたちの更なる進化にあと一歩及ばず、JOY耐総合優勝の難しさを今年も思い知らさる結果となりました。
M.A.R.T.としてJOY耐総合優勝を目指すゴッツとチャボの第二章。
マシンは、前回と同じトヨタ MR2(AW11)「POTENZA WAKO’S MART MR2」。初挑戦はマシントラブルによりリタイアとほろ苦い結果に終わっただけに、2年ぶりとなる今回のJOY耐に並々ならぬ闘志を見せていたふたり。さらに戦闘力を高めるために、タイヤをPOTENZA RE-71RSに変更し、必勝体制で挑んだ。
予選では、総合4’37.406というタイムで6番グリッドを確保。目標の上位グリッドを獲得するもミッションに多少の不具合が発生し、決勝ではミッションを労りながらの走行を余儀なくされました。
迎えた決勝では、ファーストドライバーのゴッツが順調にスティントを重ね、30周を迎えたタイミングでピットへ。代わったチャボも順調に周回を重ねるも、4周目を過ぎた頃にセーフティーカー導入のアナウンスが、しかもチャボがホームストレートを過ぎたタイミングと重なってしまう。結局、20台以上の列ができたガソリンスタンドの渋滞にハマってしまい、ここで大きくタイムをロスしてしまう。
さらに、ピットに戻ったばかりのゴッツが燃料がたっぷりと入ったマシンで再度コースに送り出されることに!さすがにどこかでギブアップするのではないかと思われたこの過酷なミッションを、ゴッツは無事にこなし、再びMR2はトップへ。
その後もふたりで順調にスティントをこなすも、終盤には燃料がギリギリの状態となりスロー走行で順位を落とし、総合5位、クラストップでレースを終えました。給油渋滞のロスがたたった今回のレース、JOY耐総合優勝の難しさを改めて思い知らさる結果となりました。
M.A.R.T.としてのJOY耐初挑戦に選んだマシンは、トヨタ MR2(AW11)「POTENZA WAKO’S MART MR2」。ドライバーはゴッツとチャボのふたり。ゴッツとチャボはともに50歳、ふたりが出会ってから、つまりM.A.R.T.が発足してから20年となる記念レースです。ゴッツは初代師匠のチャボと参戦することを、とにかく楽しみにしていたみたいで事前準備の段階から気合入りまくりでした。
予選は、梅雨の洗礼を受けた豪雨で、Aドライバーのゴッツの出走時は、コースのあちらこちらに川ができて、ハイドロとの戦いだったそう。少しコースを飛び出したりはしたものの、装着するPOTENZA RE-11Sの食いつきは想像以上で、雨に不利なミドシップかつひどい走行条件の割には満足いく走りができたとのこと。続くBドライバーのチャボによるスーパーアタックで、クラスポールポジション(総合7位)を獲得しました! この日の晩に行われた、車載映像を見ながらの作戦会議では、ゴッツはお酒のピッチが早かったとチャボの談。テンションがあがっていたのでしょうか(笑)。
翌日の決勝は晴れ、路面はドライ。この日のために作られたM.A.R.T.×Joy耐 Tシャツを着用して、応援団も気合い満タンです! ちなみに、このTシャツをデザインしたのは、モンキースタッフのミカちゃんです。おしゃれでしょ?
スタートに向けて、総合7番手のグリッドに並ぶ「POTENZA WAKO’S MART MR2」と出走準備をするゴッツ、それを手伝うチャボはなかなか絵になっていましたよ。ついにブルーシグナルでローリングスタート! 混戦する前の車両を避け、7時間耐久を見越した見事な走り出しです。さらに、一時はトップとなる順調な走りを見せてくれました。
約1時間15分でBドライバーにチェンジし、チャボも快走します。ただ見ているだけでも汗をかくような気温に、クールスーツを着用しているとはいえ、ドライバーたちの体力には驚くばかりでした。さらに1時間ほど経ち、間もなくドライバー交代……というところで、なんとコース上にストップしてしまったんです。
ピットはざわつきチャボの体調を案じましたが、ミッショントラブルが発生したことが分かりました。マシンはなんとかピットに戻ったものの、直せる状態ではなかったようで、残念ながらリタイアとなりました。
ふたりあわせて100歳の、記念すべきチャレンジは、悔しい結果になりましたがきっとこのまま終わるふたりではないはず。次回に期待しましょう!
でもふたりとも相当落ち込んでいるようなので、見かけた方はぜひなぐさめてあげてくださいね。(レポート:よっしー)
photo:石原カメラマン
昨年(2017年)は、HONDA S2000で2度目のポールポジションからの総合優勝という偉業を達成した福田ソーラーS2000(FSNSポテンザSPMWMFK)。今年は、マシンを新たに福田ソーラーNSポテンザWMSPMFK(FIT3)に変更して、連覇に挑みました。メンバーは、元TEAM SPOONの中島選手と松井選手、そしてゴッツの3名。エントリーしたFITの1.5チャレンジクラスは、完全な燃費勝負。S2000とは、全く異なるアプローチで走り続けた結果は、総合3位クラス2位。1.5チャレンジクラスのレベルは高く、総合優勝も同じFIT。もてぎを得意とするFITスペシャリストたちの実力を思い知らされたレースとなりました。
今回も、連覇は逃してしまいましたが、中島選手や松井選手の走りに刺激を受けたゴッツ。来年はさらにパワーアップして総合優勝を目指します。
photo:宮門カメラマン/M.A.R.T.
昨年は、ポールポジションからの総合優勝と、ほぼ全ての賞を総ナメにした福田ソーラーS2000(FSNSポテンザSPMWMFK)!今年は、メンバーにスーパー耐久でS2000を操る松井選手を加え、万全の体制で連覇という偉業に挑んだチームでしたが、そう簡単には優勝できないのがJOY耐…。予選では、Aドライバーのゴッツがトラブルに見舞われるも、松井選手の渾身のアタックで総合4番手をゲット。迎えた決勝では、昨年同様痺れるバトルを、ライバルの#27ちっちロードスターと繰り広げていたのですが、思わぬ伏兵、同じガレージFK仲間である、ガレージFK☆SPM☆ヴィッツの「これぞヴィッツマイスターの走り!」というコレクティブなレース展開の前に連覇の夢は絶たれ…、総合4位となりました。
photo:石原カメラマン/M.A.R.T.
もてぎ1.5チャレンジカップの第3戦はJOY耐(もてぎENJOY耐久レース)のなかで1.5チャレンジカップクラスとして開催されました。
「SEV RACING TEAM」として参加した2008年以来となる久々のJOY耐参戦、さらに1.5チャレンジカップシリーズタイトル制覇のためにも、なんとしても上位入賞を狙いたいゴッツ。そんなゴッツの願いを叶えるべく、チャボ碓井、そしてF1速報編集長の田中ちゃん(田中康二)の両名が助っ人に来てくれました。
第1戦、第2戦はともにポール・トゥ・5位。この呪縛を解くべく、全員が一丸となってJOY耐に挑みました。
予選は、なかなかタイムアップできず、クラス8位(総合64位)と悔しい結果となりました。
謎の不調の原因は掴めないままでしたが、チームは「やれることをやろう!」と気持ちを切り替え、決勝での巻き返しを計りました。
入念な作戦会議の結果、決勝の走行順は、スタートドライバーにゴッツ、セカンドドライバーは田中ちゃん、再びゴッツにチェンジして、アンカーはチャボ碓井で勝負をかけることになりました。
決勝日は、当日のコンディションにマシンのセットがハマったのか!? 予選までのマシンの不調は解消され、各ドライバーも決められた作戦通りに周回を重ね、マシン、ドライバー、ピットがトラブル・ミスともにゼロ!という脅威のパフォーマンスを発揮! なんと、52台抜きの総合12位、クラス2位という結果でチームの底力を証明することができました。
これでシリーズランキングは2位に浮上し、タイトル獲得への光明を見いだすことができました。
次戦は11月3日(土)に10周のスプリントレースとして開催されます。
タイトル目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
qualify | 8th 2’30.475 |
race | 2nd 151Lap 7:02’44.939 |
参加台数/決勝出走台数 | 70/80 |
Pos. | No. | car | Rd 01 | Rd 02 | Rd 03 | Rd 04 | Rd 05 | Total |
1 | 36 | エンドレスアドバン トラストヴィッツ | – | 12 | 20 | 32 | ||
2 | 50 | AUTOSPORT FIT | – | 6(1) | 15 | 22 | ||
3 | 62 | SUNOCOwmG/無限FIT | – | 10 | 8 | 18 | ||
4 | 813 | J-WAVE FIT ED | – | 16 | 0(1) | 17 | ||
5 | 7 | アンセルつくば ヴァーサスフィット | – | 3 | 12 | 15 | ||
6 | 89 | エンドレス・elf・STA・Fit | – | 5 | 10 | 15 | ||
7 | 555 | MitaProjectフィット | – | 8 | 3 | 11 | ||
8 | 777 | K2、Moty’s、STA、フィット | – | 4 | 5 | 9 | ||
9 | 26 | エンドレスアドバン オートリメイク21ヴィッツ | – | – | 7 | 7 | ||
10 | 66 | CT雀RacingフィットRS | – | 2 | 4 | 6 | ||
11 | 18 | スズキアリーナ笠間スイスポ | – | 1 | – | 1 | ||
12 | 24 | ガレージFK・SPM・HKヴィッツ・ATS | – | – | 0 | 0 |
PHOTO:小林 克好 / M.A.R.T.
年に一度のアマチュアレーサーのお祭り「Joy耐」が今年もやってきた!M.A.R.T.としては3回目の挑戦となる今回は、貼るだけで速くなる!とサーキットで評判の「SEV」チームとタッグを組んでの参戦となりました。マシンはSEV愛蔵の「プジョー106」。もちろんフルSEV仕様のスペシャルプジョーです。
ドライバーは、ゴッツ、チャボに加えて、一昨年から引き続き参戦のオートスポーツ編集長有冨さん(通称せーちゃん)の3人。本番前、数回にわたるテストを行い、燃費やラップタイムなど、せっせとデータどりをしました。その送り先は、もちろん山田さん!超高性能Joy耐シミュレーションソフト「それいけ!山田くん」を開発した我がチームの頭脳は、今年も健在です。また、まぐろさん、とぅる、とべちゃん、みよしさん、たまさんら、たくさんの超強力助っ人がお手伝いにきてくれました。メンバーと体制、作戦はこれでバッチリ。あとはドライバーのウデと運次第!?
そして迎えた予選。アタックは2004アルテッツァチャンピオンのエースチャボ!……のハズだったんだけど、霧でスタートが遅れた上、路面はセミウェット状態。その後、お天気が回復したため、第2ドライバーのせーちゃんがアタックすることに。結果はなんと、ぶっちぎりのクラス1位(C-1クラス)、総合59位でよゆうの予選通過。しかもコースレコード更新のおまけ付き!みんながせーちゃんの健闘を称えるなか「くそー、オレが走れていれば…」と、負けず嫌い王、チャボが悔しそうにつぶやいていました……。
そして迎えた日曜日。ドライバー兼チーム監督のゴッツは、山田さんとともにコンピュータを睨みながら、徹夜で最後の作戦立て。その内容はというと「ピットインは3回。ガソリンは1周0.8リットル。目標ラップタイムをクリアしつつ、ガソリンを貯金して、最終ドライバー、エースチャボがラストスパート!」というもの。「優勝は難しいかもしれないけど、上位入賞は充分ねらえるハズ!」今年もゴッツは気合い満々です。
コース上でのドラミを終えて、いよいよグリッドへ。第1ドライバーは、前日コースレコードを叩き出したせーちゃん。フォーメーションラップを終えて、ローリングスタートから7時間の戦いは始まりました。われらがプジョーは、せーちゃんの正確な走りで順調にラップ。4回または5回ピットを選択するチームが多いため、最初のピットインは最後の方までひっぱり、一時は3番手にまで浮上。そのまま第2ドライバーチャボへとバトンタッチ。せーちゃんにコースレコードをとられて、いじけ気味のチャボでしたが、ラップタイムの速さ&正確さはやっぱりサスガ。順位も少しずつ浮上して、7番手前後まで取り返しました。3番手はゴッツ監督。こちらもまた確実に自分の仕事をこなして、順位をキープ。バトンはいよいよ、最終ドライバーチャボへと渡りました。
「コワイくらいシミュレーションどおりですよ!3人ともスゴイ!!」と、山田さんは早くも興奮気味。ドライバー3人が正確に仕事をして、燃費もラップタイムもバッチリ。ペースカーが入ることも、雨が降ることもなかったため、山田さんのシミュレーションどおりにレースは再現されていきました。あとはチャボがぶじに帰ってきてくれることと、ライバルたちの結果がどうなるかだけ。そして午後5時30分、運命のチェッカーとなりました。
結果は149周を走って、総合18位でチェッカー。上位陣はほとんどがシビック、しかも上位3台はN2マシンというなか、N1のプジョー106でこの結果は大大大健闘です。さらに、外車の中でのイチバン「ベスト外車賞」と、最小ピット回数でのイチバン「最小ピット回数賞(コレってイチバン燃費が良かったってことでしょ?スゴイ!)」をゲット!賞金は全部あわせて10万円也!立派な楯もいただいちゃいました。
しかーし、もっとスゴかったのは、チェッカー直後、コース上でマシンがガス欠で停まってしまったこと!「それいけ!山田くん」の正確無比なシミュレーションぶりに、感動を通り越して、一同唖然。「これ売った方が、優勝賞金狙うよりも儲かるんじゃ……」と、ゴッツがぽつり。山田さん、勝手に売り飛ばされないように気をつけて~!
PHOTO:小林克好 / TEXT:サヤマネ