#61 村松隆示
練習走行 10分
夜に降った雨の影響で少し路面が濡れていました。
濡れていることを把握した上で、ゆっくりタイヤを暖めていき、徐々に全開で行こうかなと思ったところで前の車に追いついてしまい、コーナーの手前で少し強引に抜こうとしましたが、抜くタイミングの悪さと、ブレーキコントロールがうまくできず、追突してスピンしてしまいました。相手もスピンしてしまい止まってしまいました。
自分が追突したことにより相手の練習時間を潰してしまうという自覚もなく、練習走行から飛ばしすぎていたこと、スタートのタイミングを何も考えずとりあえず行くかで走り出してしまったことが反省点です。
次回の練習走行では、スタートのタイミングを見計らう事と、冷静に落ちついて走行することを心がけたいです。
タイムトライアル 5分
路面はほぼドライ。
タイムトライアルでは、練習走行で遅い車に追いついてしまうということがあったので、なるべく1人で走りたいと思いスタートのタイミングを少し遅くしました。しかし、思っていたよりもタイミングを遅くできておらず、またすぐに追いついてしまいました。
追いつきそうになったらストレートで速度を落として距離をとり、1周をすてて2周目でタイムを出そうと思いましたが、思いのほかストレートで距離を開けることができていなくて結局2周目で追いついてしまい、焦りからコーナーで少し強引に抜こうとして接触してしまいました。
練習走行のスタートで失敗したことを考えて少し遅らせてスタートしたものの、結局追いついてしまった事と、追いついたらストレートで距離をとると思っていたものの、計測時間が5分しかないことで焦ってしまい、十分に距離が取れていていない状態でアタックしてしまった事が反省点です。
次回は、練習走行と同じくスタートのタイミングを見計らう事と、焦って2周を無駄にせず確実に2周をものにするために我慢できるようにします。
予選 12周
路面の状態は、完全にドライでした。
ローリングスタートで失敗してしまい順位を上げることはできませんでしたが、下がることもありませんでした。
1周目のほとんどのコーナーをオーバースピードで進入してしまい、どんどん前との差が開いていきました、そして普通に走っているのにタイムが伸びないと思っていたら、ピットからニードルがあってないというサインをもらい、そこで初めて開きすぎていることに気がついて合わせ直しました。
ローリングスタートについての学習不足と自分でエンジンの音を聞き分けられずニードルがずれていることに気づかなかったことが反省点です。
次回は、ニードルを開けるときに音をしっかり聞き、体感し、開きすぎないように気をつけたいと思います。
決勝 15周
路面はドライ。
決勝のローリングスタートではうまく後ろにつくことができましたが、ストレート直後のコーナーで突っ込みすぎてしまい、オーバーランしたところをイン側に入られて順位を1つ落としました。そこからは予選と同じようにオーバースピードで入り立ち上がりが遅くなるというミスが多く、前との差は開くばかりでした。
しかし後半は、徐々に慣れてタイムも安定して来たので、徐々に前の車に近づいてはいたのですが、結局抜くことはできませんでした。
前に車がいる状態でのアクセル、ブレーキ操作がいまひとつで、最初に離れてしまった事と、空気圧をレース前半に合わせるために上げてスタートしたのですが、そこを使いこなすことができなかったことが反省点です。
次回は、1周目から落ち着いて走れるようにする事と、前に車がいる状態での走り方を身につけていきたいと思います。
まとめ
私自身初めてのレースだったので、思うことはたくさんあるのですが、全体としては楽しくレースを終えることができました。
しかし、レースまですごくいい感じに準備ができていただけに、5位という結果に不甲斐なさと悔しさもあります。やってやるという思いで挑んだ当日の練習でスピンし、タイムトライアルでは7位に終わり、予選、決勝では完走はできたもののミスが続きました。
練習ではベストタイムの更新ばかりを考えて走行していたため、タイヤが冷えた状態で全力でスタートしたときにどれくらいグリップするのか、また、前に車がいる状態での走りはどうすればいいのかなど、レース展開を考えることができていませんでした。なので今回の結果は、自分の準備不足でこうなってしまったと思っています。
ですが、初レースは本当に楽しかったです、何もかもがわからないことだらけでしたが、自分の課題も見つけることができ、まだまだ伸びしろがあると思っています。練習では次のレースに向けて1つずつ課題をクリアしていきたいと思います。