IMSP SPEED GAMES 2021 第2戦 SSオープンクラス

#61 星野丈

タイムトライアル

今回は前の車両と距離を詰めすぎず、タイムを出すとこを意識しました。
1周目ではタイヤを温めながら良いポジションを探し、それからアタックを始めました。開始2分の時点では3番手にいたのですが、途中からリアがグリップしないことや、コーナーの立ち上がりが遅いことなどが気になり始め、後半ではタイムをなかなか上げることができず5分が終了してしまい、結果6番手となりました。
ピットに戻り原因を考え、ネジの増し締めなどをしていたところ、チェーンガードを止めているステイのボルトが緩んでいて、エンジンの動力を伝えてカートを前に進めるドライブチェーンのハブとボルトが擦れていて、それが抵抗になってタイムが出なかったとわかりました。

予選ヒート

6番手で僕の得意とするアウト側スタートだったため、まず最終コーナーの立ち上がりをしっかりとまとめて、1コーナーの進入で大外から抜いて5番手に上がりました。
2周目では3コーナーで4番手と3番手が接触し、3番手だった選手がスピンをしたため、4番手へ上がりました。
その後、前に追いつくことはできず、4番手のままチェッカーを受けました。
予選後のウエイト計測の際に、人とカートで145キロ以上とレギレーションで決まっているところ、僕のウエイトは150キロと、5キロもオーバーした状態で走っていたことがタイムが伸びない理由の一つと分かりました。
そこで少しでも軽くしようと、可能な範囲でパーツを外し軽量化を計りました。

決勝ヒート

グリッドは4番と、今回もアウト側スタートだったので、予選と同じ作戦でポジションアップを測りましたが、最終コーナーの立ち上がりに失敗してしまい、3番手を追う苦しい展開となりましたが、「前でバトルがあれば距離も縮まるはずだ」と、諦めず走り続けました。
しかし、11周目の3コーナーでチェーンが外れてしまい、戦線離脱となりました。
チェーンが外れた理由としては、決勝前にエンジンストッパーを外していたため、エンジンマウンドが緩み、外れてしまったのだと思います。

反省点

今回は、ネジの緩みなど、僕のメンテナンス不足が足を引っ張りました。今後は、もう少し慎重にメンテナンスをしたいと思います。
そして、ウエイト管理もしっかりして行きたいと思います。
ドライビングの練習もしっかりと頑張りたいと思います。

結果

タイムトライアル6位
予選4位
決勝リタイア

SUPER 耐久2021 Rd.03 FSW

NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース

富士スピードウェイで開催されたNAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース2021。

24時間レースは、シーズンを通じて最も多くのポイントが付与される一戦なだけに、タイトル獲得を狙う上では、重要なラウンドとなります。

TOWAINTECは、マナブくん、ゴッツ、石坂くんのレギュラードライバーに、SUPER GTなどでも活躍する安岡秀徒選手と佐藤駿介選手を迎えた5名の体制で、この重要な一戦に挑みました。

天候の影響で予選は中止となるも、決勝は懸念された雨の影響もなく順調にスタート。
ライバルの32号車ヤリスがQ2クラスからの参戦となり不在となりましたが、225号車ヤリス、さらには長年のライバルランサーとまだまだ難敵は健在。そして序盤は、この3チームによる、付かず離れずの緊迫した展開が続きました。

しかし13時間を超えたタイミングで、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIにトラブルが発生し、大きく順位を下げてしまいます。さらに225号車がコース上で出火しリタイヤ。6号車ランサーもマシントラブルにより大きく順位を落とすこととなり、まさにサバイバルレースとなった決勝レース。59号車は、マシンを労りながらなんとかクラス3位でフィニッシュし、シリーズランキングでも2位と同ポイントとなる50Pを積み上げました。

シリーズランキングトップの7号車ランサーを50Pで並ぶ3チームが追うという展開になったST-2クラスですが、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIはチャンピオンを目指して最後まで諦めずに走り続けてくれるはずです。
TOWAINTECとゴッツの活躍にご期待ください。

photo:吉見幸夫/M.A.R.T.

十勝スピードウェイ クラブマンカップ第1戦

十勝スピードウェイ(5/16)

ジョー君のVitaデビュー戦となった、北海道十勝スピードウェイでのクラブマンカップ第1戦。ゴッツは、87号車M.A.R.T.・STEP・VITAで、ジョー君は95号車HirooB☆MART☆STEP VITAでの参戦。M.A.R.T.の新旧ドライバーが戦う記念すべき一戦となりました。

予選では、中々タイムを伸ばせなかったゴッツが11位に沈むも、ジョー君がデビュー戦で6位という高位置につけます。

迎えた12周の決勝では、ジョー君がスタートで順位を落とすと、緊張からかミスを連発、2度目のスピンでグラベルにハマり万事休す、チェッカーを受けることもできず、11周消化で13位という悔しい結果に終わりました。一方のゴッツは、ポジションを1つ上げて10位でフィニッシュ。新旧ドライバー対決は、ベテランゴッツに軍配が上がりました。勝ったゴッツは、内心ホッとすると同時に、M.A.R.T.期待の若手ドライバーであるジョー君の今後の成長のために、しっかりとアドバイスを送っていました。

VITAデビュー戦は、ほろ苦い結果となりましたが、きっとこれからのM.A.R.T.を引っ張っていってくれるはずですので、これからのジョー君の活躍にぜひ期待してください。

以下は、悔しい結果に終わったジョー君のレポートです。

星野丈レポート

予選

参戦するまで何度か練習をさせていただいて、今の実力では、誰かの後方を追って走行する方が良いタイムを出すことができると判断し、スリップストリームを使いながら走行する作戦をとることにしました。
予選は15分と、普段参戦しているカートでのレースよりも10分も長かったので、タイヤを温める時間もあり、さらに長い時間アタックできると自分の中で思っていました。しかし、いざ予選が始まると、コースがカートよりも長く、一周を走り切るのに1分以上かかるため、感覚的には5分くらいに感じられました。
新品タイヤは使わせてもらったので、コーナーの速度やグリップも上がり、フィーリングはすごく良い状態でした。作戦通り、スリップストリームを使いながら、タイムを更新していきました。
予選の前半は、12台中の5番手でした。後半では、セクター1自己ベストを更新したのですが、セクター2でスピンをしてしまいタイムを伸ばせませんでした。
結果は、最後に1台に抜かれてしまい、6番手となりました。

決勝

決勝は12周で行われました。
スタートで5秒前の表示が出た際に、緊張し過ぎて一速に入れるのを忘れてしまい、赤ランプがついたタイミングで一速に入れました。スタートが遅れてしまい、さらに焦りからシフトミスしてしまい、失速してしまいました。
すぐ後ろを走る車両に抜かれないよう気を取られているうちに、両サイドからさらに後方にいた2台の車両に抜かれてしまい、8番手までポジションを下げてしまいました。
その後は、落ち着かないドライビングでグラベルに何度もはみ出して土煙をあげてしまい、3周目の2コーナーでインから交わされ、9番手へ、6周目ではホームストレートで後方の車両を意識し過ぎた結果、ブレーキングが遅れ、オーバースピードでスピン、一気に最後尾にまで落ちてしまいました。なんとかグラベルからコースに復帰しましたが、一つポジションを上げるのに3周かかり、できるだけポジションを上げたかった僕は、最終ラップの1コーナーで止まりきれずに、2度目のスピンをしてしまい、さらにグラベルから復帰することができず、チェッカーを受けることもできませんでした。

反省点

落ち着きを持てず緊張し過ぎていたこと、前ではなく後方ばかり気にしていたこと、この2つは僕のメンタルの弱さだと感じました。
メンタルを鍛えることは簡単ではありませんが、これからレースを続ける上で大切だと思っています。シュミレーターを使った練習など、できる限りのことをやって自分のドライビングに自信を持てるようになりたいと思います。

MCJP 2021 Rd.1 FSW

5/8 FUJISPEEDWAY

富士スピードウェイで開催されたミニチャレンジジャパン開幕戦(第1戦、第2戦)。

今シーズンは、8戦全勝で昨年のシリーズチャンピオンを獲得した松本武士選手がチームサポートに回り、絶対王者がいなくなったため、是が非でもミニチャレンジのタイトルを取りたいゴッツにとっては、絶対に負けられないシーズンとなりました。

開幕戦は、予選と2つの決勝を1日で戦うワンデーレース。オーディエンスにとっては、見所が凝縮されたレースですが、ドライバーにとってはタフなスケジュールです。

迎えた予選は、1’56.373というタイムでポールポジションを獲得。
続く2つの決勝レース(第1戦、第2戦)でも、集中力を切らすことなく2連勝を飾り、タイトル獲得へ向け絶好のスタートを切りました。

鈴鹿サーキットで開催されるRd.02(第3戦、第4戦)には、スケジュールの関係で出場できないため、スポーツランドSUGOで開催されるRd.03(第5戦、第6戦)も絶対に負けられない戦いとなりそうです。

ゴッツとEX-FORM RACING TEAMの活躍にご期待ください。
応援よろしくお願いします。

決勝レースの様子はミニチャレンジジャパンの公式youTubeチャンネルにアップされていますので、是非ご覧ください。
第1レース:https://youtu.be/Gn9KSagQ4h0?t=1686h
第2レース:https://youtu.be/rZ_6EnfjfyI?t=1451

Text:よーぞー Photo:石原 康 / M.A.R.T.

SUPER 耐久2021 Rd.02 SUGO

スーパー耐久シリーズ2021第2戦スポーツランドSUGO(4/17-18)

もてぎでの開幕戦では、マシンにトラブルが発生し、思うような走りができなかった#59 DAMD MOTUL ED WRX STI。スポーツランドSUGOでの第2戦でも、マシンの調子は今ひとつ、セッティングも依然として道半ばでした。雨の予選では、ハンコックのウェットタイヤの特性を掴みきれず、クラス5位。決勝でも、序盤こそクラス2番手にまで順位をあげることができましたが、SCが入ったタイミングで順位を下げ、その後は、マシンにトラブルが発生し、5位チェッカーという結果になりました。

トラブルに見舞われるまでは、WRXがもつポテンシャルの高さを再度認識させる走りを見せていました。シーズンの山場となる、次戦富士スピードウェイでの24時間レースで、そのポテンシャルをフルに発揮することができれば、タイトル奪還の可能性はまだまだあります。

新たに挑戦を始めたTOWA INTECレーシングチームとゴッツの活躍にご期待ください。
応援をよろしくお願いします。

photo:吉見幸夫/M.A.R.T.

IMSP SPEED GAMES 2021 第1戦 SSオープンクラス

#61 星野丈

タイムトライアル

今回のレースに向け「5分間でベストを出す」ことを課題に練習に取り組んできました。
タイヤに熱を入れるため1周目はスロー走行、速い選手の後ろについてからタイムアタックという作戦でタイムトライアルに挑みました。
結果は、練習のようには上手くいかず、5位。マシンセットなどは決まっていたので、これが自分の実力なんだと感じてます。
しっかりと結果が出せるよう、日頃の練習をもっと頑張りたいと思います。

予選ヒート

予選のスタートはイン側5番グリッドからでした。最終コーナーをうまく立ち上がり1コーナー手前で4番手のマシンのインに入り1つポジションを上げましたが、その後、2ヘアピンでインに入られ、5番手に下がってしまいました。
レース中盤、上位3台がトップ争いをしていた際に、2コーナーでトップの選手のインに2番手の選手が入り、行き場を無くしたトップの選手がコースアウト、混乱の中、4番手の選手と5番手の自分との3台が繋がって3コーナーのインに入りました。その際に、僕の前の選手が立ち上がりをミス、僕はクロスラインを取って少し前へ、しかし次のコーナーに入る手前で僕のリアタイヤと後ろの選手のフロントが接触。カートが浮いてしまうほどのアクシデントとなりましたがスピンはせず、そのまま耐えて3位をキープ。しかし、レース終盤で、3コーナーでインをつかれ、4位に下がってしまいそのままチェッカーとなりました。

決勝ヒート

決勝は、アウト側4番グリッドからのスタート。アウト側の方が最終コーナーの立ち上がりが有利です。1コーナーに入るまでには3番手にあがりました。トップと変わらないタイムで上位集団を走行していましたが、ミスもあり、なかなかインに入ることができず、そのままの3位でチェッカー。
今回の課題は、もっと相手を抜く技術を磨くこと。
次戦に向けて、しっかりと練習に取り組みたいと思います。

結果

タイムトライアル5位
予選ヒート4位
決勝ヒート3位

SUPER 耐久2021 Rd.01 MOTEGI

スーパー耐久シリーズ2021開幕戦ツインリンクもてぎ(3/20-21)

ツインリンクもてぎで開幕したスーパー耐久シリーズ2021。
ゴッツにとっては、TOWAINTECから参戦する6年目のシーズンとなります。

昨シーズン、ついに連覇が途絶えたチームTOWA INTEC。今シーズンはピット体制を一部刷新し、気持ちを新たにシーズンのスタートを切ることになりました。ドライバーは、Aドライバーにマナブくん、Bドライバーにゴッツ、そしてCドライバーに石坂くんという昨年同様の布陣で、ST-2クラスのチャンピオン奪還を目指します。

迎えた開幕戦、予選からなかなかペースが上げられなかった#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(予選クラス5位)。決勝でも、マシンにトラブルが発生し、クラス4位でチェッカー。レースは、雨の影響でスタートから3時間を過ぎた頃に赤旗中断、天候の回復が見込めなかったため、4時間を経過した時点で中止となりました。レース成立条件となる5時間のうち2/3はクリアしていため、フルポイントが付与されることとなりました。
決勝では、ライバルの32号車ヤリスと6号車ランサーがトラブルにより共に後方へと順位を落としたため、シリーズタイトル争いでのダメージは最小限に抑えられました。

今シーズンは、供給されるタイヤがピレリからハンコックに変わり、さらにチーム体制も変化した中で、マシンの競争力を高めることが求められるTOWA INTEC。気持ちを新たにタイトル獲得に挑む、今シーズンの#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの活躍にご期待ください。
応援をよろしくお願いします。

photo:吉見幸夫

IMSP SPEED GAMES 2020 第6戦 SSオープンクラス

#61 星野丈

タイムトライアル

練習走行では、単独で走行してもあまり良いタイムが出なかったため、スリップを使う作戦を取り、練習走行でトップをマークしていたドライバーの後ろに着くことを決めました。
ポジション取りなどは問題は無かったのですが、自分の技量が足りず、周回を重ねる度に離されてしまい、あまりスリップを使うことができず、タイムを伸ばすことができないまま6番手という結果になってしまいました。

予選ヒート

まずスタートで、1コーナーアウトから1台抜いて5位に上がりました。
その後は、単独で5位のまま12周を走行してチェッカー。
もう少しペースを伸ばせたら先頭集団に追いつけたので、練習やセット能力の無さを実感したヒートになりました。

決勝ヒート

内側スタートだったので、1コーナーではインを守って5位をキープ、2コーナー進入時、前の4台が絡む混乱があり立ち上がりが遅くなったので、立ち上がりを意識し、3コーナーで2台を抜いて一時的に3位に浮上しました。
その直後S字の終わりでインを開けてしまい1台に抜かれ、もう1台とは並んでそのまま最終コーナーへ、しかしインにいた僕がミスをしてしまいスピンしてしまいました。
さらに前を走行していた同じチームの選手に接触してしまい、チームメイトを巻き込んでしまうミスをしてしまいました。
その後、僕のエンジンはかろうじてかかったので、チェッカーまで走り切りました。
今回は自分の技量の無さを実感したレースとなりました。

結果

タイムトライアル6 位
予選ヒート5位
決勝ヒート11 位

IMSP SPEED GAMES 2020 第6戦 355チャレンジクラス

#61 村松隆示

タイムトライアル3位
予選1位
決勝1位

練習走行 10分

路面の状態は、ドライでした。
今回の練習走行は前回の反省点であったタイヤの暖め方、後半の走り方を意識して走行しました。前半の5分はタイヤをロックさせないような走り方でゆっくり時間をかけてタイヤを暖め、後半はしっかりと車の状態と自分の運転感覚をならしながら走り切りました。
今回も後半は、遅い車に追いついてしまいましたが無理に抜かそうとはせずに、車と体をならしながら走り切ることができたのはよかったと思っています。

タイムトライアル 5分

前回の反省点であった、前の車に追いついて思うような走りができなかったということもあったので、始まってからすぐにコースへ走り出しました、ピットが前の方だったということもあり、5分間単独で走り切ることができました。ピットからスリップに入った方がいいのではないかという指示もありましたが、タイムも徐々に縮まってきていて、単独でも大丈夫だと判断し、そのまま単独走行を行いました。

反省点

今回のタイムトライアルは、早い段階でタイムを出すことができるセッティングを作ることができたものの、35.5秒を切ってしまうんじゃないかという不安でうまく走ることができませんでした。もう少し35.5秒の感覚を身につけることによって、不安ではなく自信を持って走れるようになると思いました。

予選 12周

スタート時に意識したことは、隊列が整ってからでもタイヤを暖め続けるということです。せっかく暖めたタイヤを隊列の時に冷やしてしまっては意味がないと思い暖めていました。最初のスタートではうまくいき、順位を1つ上げることができたのですが、後方での多重接触により赤旗になってしまい、やり直しになりました。次のスタートでは、先ほどのようにうまく入ることはできませんでしたが、3番手は守り抜きました。
レースでは、とにかく前に食らい付いていくことを意識しました。しかし、小さなミスが重なり、前の2台に離されてしまい途中で追いつくのを諦め、後ろに抜かれないことを意識して走っていました。
その結果自分のポジションを守り抜くことができ、さらに前の2台が35.5秒を切ってしまい失格となったため、予選を1位で終えることができました。

反省点

スタートしてからの2、3周は車の状態がわからないという不安から全力で走ることが出来ずに前に置いていかれてしまいました。今後は、スタートからの2、3周でも全力で走れるようにカートに慣れていかなくてはダメだなと思いしました。

決勝 15周

初めてのポールポジションでしたが、スタートの練習を何度もしていたのであまり緊張せずにスタートすることができました。
レース中は、直線は緩めず中で緩めるイメージを持って走ることを意識していました。自分が抜かれるとしたら2コーナーでミスをした時に3コーナーで入られると思っていたので、2コーナーをミスしてしまったときは直線で少し内側に入りブロックすることを意識していました。一度は入られかけましたが、立ち上がりでは自分の方が速かったため大丈夫でした。
そのまま一度もトップを譲ることなく完走し優勝することができました!

反省点

全体的にビビってしまい、各コーナーのブレーキはダラダラで、立ち上がりはゆっくりということが多くなっていました。もっとカートに乗り、自分に自信をつけるしかないかなと思っています。そして空気圧をもう少し高くしておくべきだったかもしれません。中を遅くするとは言ったものの2ヘアで遅くなってしまうとカートが滑ってしまい、うまくコントロール出来ないのでどうしても慎重になってしまうことが多かったことも原因の1つだと思っています。しかし、空気圧の選択肢が増えたという点ではよかったです。

まとめ

まずはじめに、ここまでサポートしていただきありがとうございました。
2度目のレースで優勝するという貴重な体験をさせていただいありがとうございました!

前回のレースの後、次は絶対に勝ってやると思い、ここ1ヶ月くらいは全力で準備を進めてきました。レース後に「準備不足」で負けましたとは言えないよう努力をしてきました。しかし、今まで何においても実力で優勝したことがない私はどのような準備をすれば良いのか正直わかりませんでした。優勝するまではこれで良かったのかと自問自答し、とても不安でしたが、優勝して初めて自分の準備は正しかったと実感しました。そして、準備をすれば勝てるということも今回のレースで学ばさせていただきました。本当にありがとうございました。

カートのセッティングに関しては、少しは理論的に考え反映することができるようになったかなと思っています。

SUPER 耐久2020 Rd.05 AUTOPOLIS

DAMD MOTUL ED WRX STI

スーパー耐久シリーズ2020第5戦オートポリス

ツインリンクもてぎでの第4戦では、最後までトップを走るヤリスをとらえることができず、クラス2位でチェッカーとなった#59 DAMD MOTUL ED WRX STI。
シリーズ連覇へ向け、何としても勝ちたいオートポリスでの第5戦でしたが、予選でゴッツがまさかのシフトミス&ミッションブロー。意気消沈するゴッツでしたが、TOWAのメカニックたちは、「任せとけ!」と嬉々とした表情でミッション交換作業に取り掛かり、午後の予選前までにマシンを復活させました。

チームの結束力が、決勝での奇跡を予感させたのですが、予選での無理がたたったのか、レース終盤にマシントラブル。なんとか3位完走をはたすも、優勝したライバル・ヤリスがシリーズタイトルを確定したため、シリーズ連覇が途切れる悔しい結果となりました。

世界を代表するメーカーとのガチバトルに果敢に挑む形になった今シーズン、タイトル獲得はなりませんでしたが、ライバル・ヤリスとは2勝3敗、最終戦の鈴鹿でなんとか優勝を勝ち取って通算成績をイーブンに持ち込んでくれるはずですので、応援よろしくお願いします。

photo:吉見幸夫/M.A.R.T.