#61 星野丈
タイムトライアル
今回は前の車両と距離を詰めすぎず、タイムを出すとこを意識しました。
1周目ではタイヤを温めながら良いポジションを探し、それからアタックを始めました。開始2分の時点では3番手にいたのですが、途中からリアがグリップしないことや、コーナーの立ち上がりが遅いことなどが気になり始め、後半ではタイムをなかなか上げることができず5分が終了してしまい、結果6番手となりました。
ピットに戻り原因を考え、ネジの増し締めなどをしていたところ、チェーンガードを止めているステイのボルトが緩んでいて、エンジンの動力を伝えてカートを前に進めるドライブチェーンのハブとボルトが擦れていて、それが抵抗になってタイムが出なかったとわかりました。
予選ヒート
6番手で僕の得意とするアウト側スタートだったため、まず最終コーナーの立ち上がりをしっかりとまとめて、1コーナーの進入で大外から抜いて5番手に上がりました。
2周目では3コーナーで4番手と3番手が接触し、3番手だった選手がスピンをしたため、4番手へ上がりました。
その後、前に追いつくことはできず、4番手のままチェッカーを受けました。
予選後のウエイト計測の際に、人とカートで145キロ以上とレギレーションで決まっているところ、僕のウエイトは150キロと、5キロもオーバーした状態で走っていたことがタイムが伸びない理由の一つと分かりました。
そこで少しでも軽くしようと、可能な範囲でパーツを外し軽量化を計りました。
決勝ヒート
グリッドは4番と、今回もアウト側スタートだったので、予選と同じ作戦でポジションアップを測りましたが、最終コーナーの立ち上がりに失敗してしまい、3番手を追う苦しい展開となりましたが、「前でバトルがあれば距離も縮まるはずだ」と、諦めず走り続けました。
しかし、11周目の3コーナーでチェーンが外れてしまい、戦線離脱となりました。
チェーンが外れた理由としては、決勝前にエンジンストッパーを外していたため、エンジンマウンドが緩み、外れてしまったのだと思います。
反省点
今回は、ネジの緩みなど、僕のメンテナンス不足が足を引っ張りました。今後は、もう少し慎重にメンテナンスをしたいと思います。
そして、ウエイト管理もしっかりして行きたいと思います。
ドライビングの練習もしっかりと頑張りたいと思います。
結果
タイムトライアル | 6位 |
予選 | 4位 |
決勝 | リタイア |